監視カメラの映像をスマホで見る方法、遠隔操作が簡単なおすすめカメラを紹介

監視カメラの映像は、スマホで見ることができると便利です。
スマホで映像を見られれば、遠隔地からでも現場の様子を確認できるため、建設現場や工事現場でも活用されています。
そこで今回は、監視カメラの映像をスマホで見る方法やメリット、操作が簡単な遠隔カメラのおすすめを紹介します。

1 監視カメラの映像をスマホで見るメリット
2 監視カメラの映像をスマホで見る方法
3 古いスマホが監視カメラになるって本当？
4 スマホで映像を見られる監視カメラの選び方
5 監視カメラの映像をスマホで見るならG-camがおすすめ！
6 監視カメラの映像はスマホで見るのが便利！

監視カメラの映像をスマホで見るメリット

監視カメラの映像をスマホで見ることができると、以下のようなメリットがあります。

24時間いつでも現場監視可能

スマホで映像を見られる監視カメラを設置すると、いつでも、どんな場所からでも現場の様子をリアルタイムで監視できます。
離れた場所からでも現場の進捗管理、安全管理ができ、夜間は無人になりがちな24時間稼働の建設現場・工事現場の防犯対策にもおすすめです。

災害時に速やかな現場確認が可能

スマホで映像を見られる監視カメラを設置しておけば、万が一災害や事故が起きたとしても、現場の状況を速やかに把握し、迅速な初期対応を行うことができます。
特に、地震や台風などの自然災害では、安全な場所から現場の状況を確認できる監視カメラが役立ちます。

移動中や隙間時間を有効活用できる

スマホで映像を見られる監視カメラがあると、移動中などの隙間時間を有効活用できるというメリットもあります。
特に複数の現場を同時に管理する現場監督は、監視カメラとスマホを活用して効率のよい現場管理ができるでしょう。

監視カメラの映像をスマホで見る方法

監視カメラの映像をスマホで見るためには、ネットワーク接続が可能な監視カメラ（ネットワークカメラ）を設置する必要があります。
ネットワークカメラを設置しておけば、スマホからリアルタイムで映像を見るだけでなく、録画した映像をダウンロードして保存することも可能です。

ネットワークカメラには、有線LANタイプと無線LAN（Wi-Fi・モバイル通信）タイプがあります。
建設現場や工事現場などの屋外に設置する場合は、配線工事不要な無線LANタイプのなかでも、比較的通信が安定しているモバイル通信タイプ（SIM内蔵型）が良いでしょう。

古いスマホが監視カメラになるって本当？

「使わなくなった古いスマホが監視カメラになる」という話を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
確かに、動画撮影機能があり、Wi-Fi接続ができるスマホであれば、専用アプリを設定することで、撮影した映像をインターネット経由で他のデバイスに送信することができます。

ただし、スマホは精密機器なので、たとえ防水機能が備わっていたとしても、屋外に設置する監視カメラとしては不向きです。
また、バッテリーがすぐに切れてしまったり、録画ができないケースも多いので、建設現場や工事現場の監視カメラとして、古いスマホを使うことは難しいでしょう。

使わなくなった古いスマホは、ペットや家族の見守りなど、家庭用監視カメラとして短時間であれば利用できるかもしれません。

スマホで映像を見られる監視カメラの選び方

建設現場・工事現場に監視カメラを設置するなら、屋外利用に適したものを選ぶことが大切です。
ここからは、遠隔地からスマホで映像を見られる監視カメラの選び方を紹介します。

設定や操作が簡単

スマホで遠隔監視ができる監視カメラは、できるだけ設定や操作が簡単なものを選びましょう。
建設現場・工事現場は、一つの現場に複数台の監視カメラを設置するケースが多いため、1台ごとに複雑な初期設定が必要になると、監視をスタートするまでに手間と時間がかかってしまいます。

モバイルSIMと設定済みルーターが内蔵されたネットワークカメラであれば、LANケーブルの配線工事が不要なのはもちろん、面倒な初期設定も必要ないため、電源さえあればすぐに利用できるでしょう。

防塵防水機能

建設現場・工事現場に設置する監視カメラは、防塵防水機能にも注目しましょう。

防塵防水機能のあるネットワークカメラなら、粉塵や豪雨といった過酷な環境下にある現場に設置をしても、故障しにくくなります。
特にリアルタイムで遠隔監視するなら、JIS規格の保護等級がIP66相当以上のネットワークカメラを選ぶとより安心できるでしょう。

遠隔監視に適した機能性

建設現場や工事現場など屋外に監視カメラを取り付けるのであれば、赤外線機能や音声機能、人感センサーといった遠隔監視に適した機能性にも注目しましょう。

赤外線機能

赤外線機能付きの監視カメラは、暗闇でも撮影できる特殊なライトが内蔵されているため、夜間は無人となる建設現場・工事現場の防犯対策に役立ちます。

特に周囲の光を感知する監視カメラであれば、手動で赤外線モードに切り替える必要はなく、自動で撮影モードを切り替えながら24時間連続監視が可能です。

赤外線機能付きの防犯カメラについては、以下の記事も参考にしてください。
「赤外線カメラの仕組みとは？メリットや選び方、注意点を解説」

音声機能

建設現場・工事現場では、事務所荒らしや資材窃盗などの犯罪被害に遭う可能性もゼロではありません。
現場の映像だけではなく、音声まで録音できる監視カメラであれば、犯人の声や重機の異音を記録することができます。

また、双方向の音声機能が備わった監視カメラなら、不審者の侵入に気づいたタイミングで音声を発信して威嚇することも可能です。

音声機能付きの監視カメラは、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
「防犯カメラ・監視カメラは音声録音が重要！メリットや注意点を解説」

人感センサー

不審者の侵入にいち早く気づくには、人感センサー付きの監視カメラがおすすめです。

いくらスマホで映像を見られるといっても、24時間画面を見続けることは困難です。
人感センサー付きの遠隔カメラは、不審者を感知するとアラート通知が届くタイプが多く、速やかに対処することができます。

人感センサー付きの監視カメラについて詳しくは、以下の記事をチェックしてください。
「人感センサー付き防犯カメラがおすすめ！どんなシーンで役立つ？」

撮影範囲の広さ

建設現場・工事現場に設置する監視カメラは、死角が少なく、広い範囲を撮影できるものを選びましょう。
広い範囲を撮影できる広角カメラであれば、万が一の事故や犯罪時にも映像を残せる可能性が高く、スマホからでも現場の様子を確認しやすいでしょう。

広い撮影範囲が特徴の広角カメラについて詳しくしりたい方は、以下の記事も参考にしてください。
「広角カメラとは？メリット・デメリット、選び方を解説」

導入にかかる費用

広い建設現場・工事現場に設置する場合、複数台の監視カメラが必要になることも多いです。
スマホで映像を見られるネットワークカメラを屋外に設置する場合、カメラの本体価格に加えて1台あたり4～10万円の取付費用がかかります。
高所作業者や足場が必要になると、さらに5～10万円程度の追加費用がかかることも珍しくありません。
監視カメラを選ぶときは導入にかかる費用についても確認し、予算内に収まるものを探してみましょう。

防犯カメラの導入にかかる詳しい費用については、以下の記事も参考にしてみてください。
「防犯カメラの取り付け工事費用はどのくらいかかる？」
「防犯カメラの設置費用はいくらかかる？高い理由と安く抑える方法を解説」