防犯カメラの適切な画質とは?画素数による見え方の違い、メリット・デメリットを比較

           

防犯カメラには、使用する目的や場所によって、適切な画質が異なります。

防犯カメラの画質は画素数によって異なるため、どれくらいの画素数のものを選ぶべきなのか、見え方の違いを理解しておくことが大切です。


この記事では、防犯カメラの適切な画質について、画素数による違いやメリット・デメリットを比較しながら紹介します。


防犯カメラの画質を決める2つの要素



防犯カメラの画質を決める2つの要素


防犯カメラの画質を決めるのは、「画素数」と「解像度」という2つの要素です。

せっかく防犯カメラを設置しても、犯罪被害に遭った際に画質が荒くて犯人を特定できなければ意味を成しません。


適切な画質の防犯カメラを選ぶためにも、まずは画素数と解像度について、理解を深めていきましょう。


画素数とは


画素数とは、画像や画面を構成する小さな点(ピクセル)がどれだけあるかを表したものです。


防犯カメラの映像は、レンズで光を取り込んでデジタル信号に変換することで映ります。

ピクセル数が多いほど、より多くの光をデジタル信号に変換できるため、画質は鮮明なものとなります。


つまり、画質の良い防犯カメラを探すのであれば、画素数が高いものを選ぶ必要があるということです。


解像度とは


解像度とは、モニターに映した際の単位距離あたりのピクセルの密度を表しています。

防犯カメラの映像を静止、拡大したときに、どれだけ鮮明な画像となるのかを数値化したものです。


解像度が高い防犯カメラは、鮮明な画質の映像を撮影することができます。

ただし、防犯カメラの性能が良かったとしても、映像を見るモニターの解像度が低い場合があるので注意しましょう。


防犯カメラの画素数を比較



防犯カメラの画素数を比較


高画質な防犯カメラを選ぶなら、画素数によって見え方にどのような違いがあるのかは把握しておく必要があります。

ここでは、防犯カメラの画素数を比較しながら、それぞれの見え方やメリット・デメリットを解説します。


20万画素


20万画素前後の防犯カメラは、アナログカメラと呼ばれるものです。

アナログカメラは画素数も解像度も低いため、高画質な映像を確認することは難しいでしょう。

また、カメラ映像を映し出すモニターの大きさによっては映像の劣化が目立ち、識別不可能となる場合も多いです。


ただし、今使っているカメラの配線を流用できたり、数万円程度で記録できる防犯システムの構築ができたりなど、コストを安く抑えられる点はメリットと言えます。


50万画素


50万画素前後の防犯カメラも、アナログカメラと呼ばれるものです。

低画質であるため、顔やナンバープレートの判別がつきにくい場合が多く、大きな画面のモニターでは映像の劣化が目立つなどのデメリットがあります。


ただし、20万画素前後のカメラと同じく、配線の流用をすることができ、コストを安く抑えることができます

また、SDカード記録を使った簡易録画装置を利用する場合に、録画に必要なデータ量を減らすために設置する場合もあります。


100万画素


100万画素前後の防犯カメラは、ハイビジョン映像が見られる画質のカメラです。

一昔前ではハイスペックな防犯カメラとして販売されていましたが、実際には顔の認識くらいまでしか解像度がありません


また、100万画素前後の防犯カメラは配線を流用することができますが、50万画素前後のカメラに比べて転送距離が短くなります


200万画素


200万画素前後の防犯カメラは、フルハイビジョン映像を見るような画質の良いカメラとなります。

広い範囲を撮影しても、車のナンバーなど細かい部分まで部分的に拡大して撮影をすることが可能です。


顔の識別や細かい作業まで撮影することができるため、工事現場や建設現場でも役立ちます。


500万画素


500万画素前後の防犯カメラは、かなり細部まで撮影、記録することができる高画質のカメラです。

映像の精度が高く、かくつきの少ない滑らかな画質での撮影が可能です。


防犯カメラ・監視カメラは高画質なほうがいい?



防犯カメラ・監視カメラは高画質なほうがいい?


高画質な防犯カメラ・監視カメラは、細かい部分まで撮影することができ、滑らかな映像を映すことができます。

今回は20万画素から500万画素までの防犯カメラの特徴を紹介しましたが、500万画素を超える防犯カメラももちろん販売されています。

しかし、高画質な防犯カメラは値段が高くなる傾向にあるため、必ずしも高画質なカメラが良いとは限りません

どの程度の映像を撮影したいかという利用目的に合わせて、適切な画素数を選ぶことが大切です。


防犯カメラは画質に注目して選ぼう


工事現場や建設現場、駐車場(コインパーキング等)や倉庫、工場などに設置する防犯カメラの画質は、画素数や解像度に注目して、目的に合ったものを選びましょう。



カンタン監視カメラG-cam


カンタン監視カメラG-camは、工事現場や建設現場、駐車場(コインパーキング等)といった屋外設置にぴったりの全天候型カメラです。

360°以上監視可能なPTZカメラで犯行を見逃しません。鮮明な画質により顔やナンバープレートの識別もできるため、万が一のときも速やかな犯人特定をサポートできるでしょう。


G-camは初期費用0円のレンタルカメラなので、導入コストを抑えた設置が可能です。


カンタン監視カメラG-camのより詳しい情報を知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。