防犯カメラ・監視カメラに犯罪抑止効果はある?効果的な設置場所とは

建設現場や工事現場で注意しなければならないのが防犯対策です。特に資材置き場での盗難に頭を悩ませる現場監督や関係者は少なくありません。そんな資材置き場の防犯対策として、防犯カメラは有効です。防犯カメラは、犯罪の一部始終を撮影することで犯人を特定するというだけでなく、設置するだけで犯罪抑止効果も期待できるのです。今回は、防犯カメラの犯罪抑止効果について解説していきます。

防犯カメラに期待できる犯罪抑止効果とは

建設現場や工事現場に防犯カメラを設置することで、不審者の侵入や窃盗といった犯罪の抑止効果が期待できます。犯罪者はあらかじめターゲットとなる場所を決め、下見をすることがあります。ですが、そこに防犯カメラがあれば、犯罪者にとっては犯行の一部始終を録画されてしまうリスクがあると、ひるませることができるのです。

つまり、たとえ犯罪のターゲットにされていたとしても、防犯カメラを設置しておくことで犯罪抑止効果が働き、不正侵入や盗難被害に遭うリスクを軽減することができるというわけです。

防犯カメラの犯罪抑止効果はデータでも証明

防犯カメラに犯罪抑止効果があることは、データでも証明されています。

実際にひったくりなどの街頭犯罪の抑止を目的として防犯カメラの設置を推進していた大阪市では、街頭犯罪が減少したというデータがあるのです。同じように街頭犯罪の抑止目的で防犯カメラを設置した愛知県刈谷市では、設置後5年間で刑法犯認知件数が46.4%も減少しました。つまり、防犯カメラの設置により犯罪件数が半減したのです。

建設現場や工事現場の場合、特に深夜の時間帯は、暗闇のなかで人の目が届きにくくなります。そのため、犯罪抑止効果を狙って資材置き場に防犯カメラを設置するケースは増えているのです。

もちろん、防犯カメラは犯罪が起こってしまった場合の犯人特定、再犯防止策としても有効です。

防犯カメラの効果的な設置場所

防犯カメラの犯罪抑止効果を最大限に発揮するためには、どのような場所に防犯カメラを設置すればよいのでしょうか。犯罪抑止に効果的な防犯カメラの設置場所をご紹介します。

侵入経路(出入口や囲い)

一般的に資材の盗難を防止するためには、現場に「侵入させない」ということが最も重要です。建設現場や工事現場の場合、広い敷地を仮囲いやフェンスで囲うことが多いため、侵入者のよじ登りには特に注意する必要があります。また、出入口に鍵がかかっていたとしても、壊される可能性も少なくなく、セキュリティ対策が万全とはいえないと言われております。

建設現場や工事現場の出入口付近、また人の目に触れにくい囲いやフェンス部分に防犯カメラを設置することで犯罪抑止効果が期待できたり、深夜でもライトを点灯して明るくしておくなどの防犯対策も有効と言われております。

現場事務所

建設現場や工事現場では、現場事務所にも防犯カメラを設置するのが有効と言われております。現場事務所には資材置き場の鍵や重機の鍵が保管されていることも多く、犯罪者が最初に狙う場所だとされております。

また、現場事務所には、傾向として金庫が置かれていたり貴重品が置かれていることも多いです。事務所で使用するパソコンには、重要なデータが保存されていることもあり、盗難被害によって個人情報や顧客情報の流出につながってしまう可能性もあります。

 

防犯カメラのダミー設置は逆効果?デメリットとは

高い犯罪抑止効果が期待できる防犯カメラですが、建設現場や工事現場は敷地が広いため、防犯カメラの効果的な設置にはある程度のコストがかかります。そのため、低コストで設置ができるダミーの防犯カメラの導入を検討する企業も多いと言われております。

しかし、ダミーの防犯カメラは、犯罪者がみれば、通常の防犯カメラと違うことがすぐにわかってしまうそうです。そのため、ダミーの防犯カメラの設置は「ここには防犯カメラはありません」と犯罪者に教えているようなものであり、犯罪抑止効果としては、残念ながら逆効果だという。犯罪抑止効果を期待するなら、本物の防犯カメラを推奨します。

コストを抑えつつ、犯罪抑止効果が見込める防犯カメラを設置する方法

コストを抑えるためにダミーカメラを設置しても、犯罪者にはすぐに見破られてしまいます。とはいえ、建設現場や工事現場は期間限定の現場となるため、コストをかけて防犯カメラを設置したとしても、工期が終了すれば撤去しなければいけません。そのため、なかなか費用をかけられないというのが本音ではないでしょうか。

コストを抑えて防犯カメラを設置したいという場合は、初期費用0円で設置できる弊社の「カンタン監視カメラG-cam」をぜひご検討ください。G-camなら、初期コスト不要、配線工事などの設置工事も不要で、高画質の防犯カメラをすぐに設置することができます。モバイルSIMと設定済みルーターを内蔵しているので、ネットワーク設定も必要ありません。また、とてもコンパクトなカメラなので取り付けも簡単、届いたその日から監視できます。

さらに、モバイルLTE回線を利用するので、Wi-fi環境が整っていない屋外でも問題なく使用可能です。

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最後に

今回は、防犯カメラの犯罪抑止効果について紹介しました。建設現場や工事現場に防犯カメラを設置することで、資材盗難や事務所荒らしなどの犯罪に対する抑止効果が期待できます。

ただし、コストを抑えるためにダミーカメラを設置することはおすすめできません。犯罪者に見破られ、逆効果になってしまうおそれがあります。

コストを抑えつつ防犯カメラを設置したいという方には、初期費用0円で工事もネットワーク設定も不要なカンタン監視カメラG-camがおすすめです。

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