屋外用・常時録画できる防犯カメラの選び方、おすすめを紹介

安全管理やトラブル防止のために、建設現場や工事現場、倉庫や工場、駐車場などの屋外で常時録画できる防犯カメラを設置するケースが増えてきました。
しかし、屋外で常時録画するためには、屋内用の防犯カメラとは異なる機能が必要です。

この記事では、屋外用で常時録画できる防犯カメラの選び方、おすすめを紹介します。

屋外の防犯カメラで常時録画が難しい理由

屋外の防犯カメラで常時録画が難しい理由

精密機器である防犯カメラは、屋外では映像を撮る環境が不安定で、常時録画ができないことも少なくありません。
まずは、屋外の防犯カメラで常時録画が難しい理由を紹介します。

天候の影響を受ける

精密機械である防犯カメラは、直射日光や雨など天候の影響を受けやすいです。
雨や結露などの水分、砂やほこりなどが影響しやすく、カメラの停止・故障がしやすい傾向にあります。
また、屋外の防犯カメラは長時間同じ場所に設置されるため、機械内部に直射日光の熱がこもりやすく、故障するリスクが高まります。

時間帯に左右される

防犯カメラでの常時録画は、時間帯に左右されやすいです。
通常の防犯カメラで屋外を常時録画しようとしても、暗い時間帯の映像は鮮明に記録することは難しいでしょう。
屋外での夜間撮影では、人間には見えない赤外線を利用して撮影する必要があります。

通信が不安定になりやすい

屋外の防犯カメラは、通信が不安定になりやすく、常時録画ができないことがあります。
特にWi-Fiの場合、繋がりにくかったり、周波数や雨によって電波が不安定になったりと、トラブルが起こりやすいというデメリットもあります。

自然災害時の対策が必要

屋外に設置された防犯カメラは、台風によって内部に水が浸入したり、雷によって内部の基盤やケーブルが焼損したり、地震による落下の衝撃でレンズが故障したりすることがあります。
地震や台風、雷などの自然災害時こそ、防犯カメラの映像で被害状況を確認する必要があるため、事前に自然災害時の対策を行っておくことが重要です。

データ保存方法の検討が必要

防犯カメラによる常時録画はデータ量が多くなるため難しく、録画したデータをどう保存して、どう確認するかはあらかじめ検討しておく必要があります。
データ保存の方法は、以下のようなものがあります。

データ保存方法 特徴
HDD ・パソコンのデータやテレビの録画などにも使われる記憶媒体
・サイズが大きいので、カメラに内蔵できない
・屋外での設置は、データ破損のリスクがある
SDカード ・スマートフォンやデジタルカメラなどの機器で使われる記憶媒体
・小型で、カメラに差し込んで使用する
・容量が少ないので、定期的に交換する必要がある
・データの書き込み回数に上限がある
SSD ・半導体素子メモリを使用した記憶媒体
・サイズが小さいためカメラに内蔵しやすい
・データの読み書き速度が速い
クラウド ・インターネット上でデータを管理
・記録媒体よりも多くのデータを保存できる
・スマホやパソコンなどから防犯カメラの映像をどこでも見られる
・インターネット環境が必要(Wi-FiやLTE通信)

風雨に曝される屋外で常時録画するなら、SDカードやSSD、クラウドなどの方法が適しています。

屋外対応で常時録画できる防犯カメラの選び方

屋外対応で常時録画できる防犯カメラの選び方

屋外用防犯カメラで常時録画をするのは難しいですが、選び方次第では可能となります。
屋外で常時録画ができる防犯カメラは、以下のようなポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。

全天候型

全天候型カメラは、雨や雷など様々な気象条件下でも使用できるように、耐水性や耐熱性、耐衝撃性などに優れています。
候による影響が受けやすい屋外でも安心して使用することができるでしょう。

防塵防水機能

建設現場や工事現場など、粉塵や豪雨に晒される可能性がある過酷な環境下に防犯カメラを設置する場合は、防塵防水機能に注目して選ぶことが大切です。
防塵防水機能のある防犯カメラは、内部に粉塵が入ったり水没したりしないため、屋外でも安心して利用することができます。
屋外に設置して常時録画する場合は、JIS規格の保護等級IP66相当以上のものがおすすめです。

赤外線機能

屋外で24時間常時録画を行うために欠かせないのが、防犯カメラの赤外線モードです。
通常の防犯カメラでは、暗い場所の映像は鮮明に記録できません。
しかし、赤外線モードのある防犯カメラは、真っ暗な夜間でも映像を撮影することが可能です。
また、手動で赤外線モードに切り替えるタイプでは切り替え忘れのリスクがあるため、周りの光を感知して自動でモードが切り替わるタイプを選ぶことをおすすめします。

モバイル通信(LTE)対応

モバイル通信(LTE)対応の防犯カメラは、携帯電話会社の基地局をアクセスポイントとして電波を使用するため、屋外でも安定して映像を録画することができます。
日本国内のほとんどの地域がカバーされているので、Wi-Fi対応の防犯カメラよりも電波障害を受けることなく、安心して利用できるでしょう。

動作温度範囲が広い

長時間直射日光を浴びる屋外の防犯カメラは、カメラの機能が正常に動くことが保証されている動作温度範囲が広いものを選びましょう。
特に夏場の直射日光は、カメラ内部が高温状態になりやすく、故障のリスクが高まります。
レンズや内部に高い耐熱性のある防犯カメラを選ぶことで、気温が高くなる屋外でも安定して常時録画が行えるでしょう。

遠隔監視機能

常時録画できる防犯カメラを屋外に設置して、リアルタイム監視を行うなら、遠隔監視機能があるかをチェックしましょう。
リアルタイム監視をするためにモニタールームに人員を配置するとなると人件費がかかります。
スマホやパソコンから確認できる遠隔監視タイプなら、離れた場所からでも使用できるので、人件費のコスト削減になります。

配線工事不要

屋外で常時録画をする場合、カメラと録画機、モニターをケーブルでつないで使用するタイプの防犯カメラを選ぶと設置のための配線工事が必要です。
配線工事を業者に依頼するとコストがかかるので、コストを抑えたい場合は配線工事が不要なネットワークカメラを選ぶと便利でしょう。
配線工事不要で自分で簡単に設置できるタイプの防犯カメラは、現場を移動しながら使用し続けることができるので、コスト削減につながります。

屋外用・常時録画に対応したおすすめの防犯カメラ

屋外用・常時録画に対応したおすすめの防犯カメラ

常時録画できる屋外対応防犯カメラなら、カンタン監視カメラG-camがおすすめです。

24時間常時録画対応

G-camには周りの光を自動で赤外線モードに切り替わる機能が搭載されています。
面倒な設定は一切不要で、24時間常時録画が可能です。
また、360°以上の広い範囲を鮮明に撮影することができるため、安全管理や防犯対策として常時録画対応するのに便利です。

録画映像はスマホで確認

G-camの録画データには、スマホやパソコンから簡単にアクセスすることができます。
録画データを再生するだけではなく、SDカードに保存、ダウンロードすることが可能です。
もちろん、スマホやパソコンを使って、遠隔地からのリアルタイム監視もできます。

優れた防塵防水機能

G-camには、全機種にIP66相当の防塵防水機能が備わっています。
全天候に対応した防犯カメラなので、風雨に曝される工事現場や建設現場、屋外の駐車場などでも安心して利用できます。
また、カメラのレンズはドームで覆われており、トラブルに強い設計となっています。

クラウド保存に対応

G-cam02Cは、防犯カメラの映像をクラウド上に保存することができます。
さまざまなセキュリティに対応しており、通信容量も無制限です。
常時録画したデータを常にクラウドにアップロードでき、長時間の録画保存におすすめです。

配線工事不要で簡単設置

G-camは、モバイルSIMと設定済みルーターを内蔵した防犯カメラなので、有線回線の設置が必要ありません。
複雑な配線工事が不要で、簡単に設置できます。
設置後は即監視を始めることができるため、届いたその日から防犯カメラの使用が可能です。

屋外用防犯カメラは常時録画可能なタイプを選ぼう

屋外用防犯カメラは常時録画可能なタイプを選ぼう

建設現場や工事現場の安全管理、駐車場や倉庫、工場などのトラブル防止などには、屋外設置に対応した常時録画できる防犯カメラがおすすめです。

カンタン監視カメラG-camなら、電源につなげるだけで、届いたその日から24時間常時録画を開始できます。
G-camの詳しい機能や月額費用につきましては、ぜひお気軽にお問い合わせください。