ネットワークカメラの設定方法を種類別に解説!簡単に使えるカメラはどれ?

ネットワークカメラの設定方法はカメラの種類によって異なります。
「できるだけ設定が簡単な監視カメラを設置したい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ネットワークカメラの一般的な設定方法をはじめ、面倒な設定が不要なおすすめのカメラを紹介します。

ネットワークカメラとは

ネットワークカメラとは

ネットワークカメラとは、録画した映像をネットワーク回線で送信・保存ができるカメラのことです。

ネットワークカメラは別名IPカメラとも呼ばれており、単独でインターネットにつなげることができるので、遠隔地から録画データを確認できたり、操作したりすることができます。

ネットワークカメラの設定方法【種類別】

ネットワークカメラの設定方法【種類別】

ネットワークカメラには、「有線LANを使用するタイプ」「無線LAN(Wi-Fi)を使用するタイプ」「モバイル回線を使用するタイプ」と主に3つの種類があり、それぞれで設定方法が異なります。
ここでは、ネットワークカメラの種類別に、基本的な設定方法を紹介していきます。

有線LANタイプ

有線LANタイプのネットワークカメラは、ルーター、パソコン、カメラをLANケーブルで有線接続する必要があります。
複数台設置する場合には、スイッチングHUBと呼ばれる機械も使用します。
また、ケーブルによる接続が完了した後には、以下のような設定が必要です。

IPアドレスの設定

IPアドレスとは、ネットワークに接続する通信機器の識別番号です。
インターネット上の住所のようなもので、IPアドレスが被ってしまうと、どの通信機器が接続されているか認識できなくなるため、必ず設定する必要があります。

具体的な設定方法はカメラによって異なりますが、一般的には「IPアドレス設定」や「高度ネットワーク設定」などの項目から、適切なIPアドレスをネットワークカメラに割り振ります

DHCPサーバーの設定

DHCPサーバーは、ネットワーク設定に必要なIPアドレスやDNSサーバーアドレスなどの情報を、接続する機器に対して自動的に割り当てる機能です。
DHCPサーバーの設定をすることで、毎回ネットワーク設定をしなくてもLANやインターネットに接続できるようになります。

DHCPサーバーとIPアドレスが被ると競合してネットワークカメラがつながらなくなるため、ネットワークカメラに別のIPアドレスが割り振られないよう、ルーター側でネットワークカメラのIPアドレスを指定する必要があります。

ポート開放・変換の設定

送信元がインターネット側(外部からのアクセス)の場合、有線LANのルーターのポート開放・変換の設定をしていないと、通信が遮断されてしまいます。
送信元が外部からのアクセスを許可する必要があるため、ルーター側でポート番号を指定し、通信する情報を識別するポート開放・変換の設定を行います。

無線LANタイプ

無線LAN(Wi-Fi)タイプのネットワークカメラは、SSIDとパスワードの設定が必要です。

SSID・パスワードの設定

SSIDとは、無線LAN(Wi-Fi)通信を識別するためのネットワーク名です。
SSIDとパスワード(暗号化キー)は、Wi-Fiの不正利用やサイバー攻撃を防ぐ役割を持ち、ネットワークカメラを無線LAN(Wi-Fi)ルーターにつなぐために設定が必要です。
SSID・パスワードは、一般的にルーター本体の側面や底面に記載されているので、間違えないようにしっかりと確認して入力するようにしましょう。

モバイル(LTE)回線タイプ

モバイル(LTE)回線を使用するタイプの場合、LANケーブルでの優先接続やWi-Fi接続のための設定を行う必要はありません
電源さえあればすぐに使えるネットワークカメラが多く、設定をする手間がかからないのがメリットです。

設定不要なおすすめのネットワークカメラはどれ?

設定不要なおすすめのネットワークカメラはどれ?

ここまで紹介した通り、ネットワークカメラには主に3つの種類がありますが、設定不要で使用できる監視カメラは「モバイル(LTE)回線タイプ」です。
モバイル(LTE)回線カメラは通信が安定しているだけではなく、Wi-Fi環境の構築も不要なため、今すぐにでも使用できるというメリットがあります。

また、設定不要なネットワークカメラのなかでも、建設現場や工事現場、コインパーキングなど、屋外での防犯対策や安全管理に使用するなら「カンタン監視カメラG-cam」がおすすめです。
ここからは、おすすめのネットワークカメラG-camの魅力やメリットを紹介していきます。

配線工事不要で取り付けも簡単

G-camは、全機種にモバイルSIMと設定済みルーターを内蔵したネットワークカメラです。
録画機やモニターとカメラをつなぐ配線工事なため、費用や手間を抑えてネットワークカメラを設置することが可能です。
簡単に取り付けできるので、設置作業を業者に依頼する必要はありません。
移動も簡単にできるので、工期が決められた建設現場や工事現場、イベント会場などでは、次の現場で引き続き使用できるのもメリットの一つです。

面倒なネットワーク設定は不要

G-camは、有線LANでも無線LANでもなく、モバイル(LTE)回線を通じて録画した映像を送信しています。
そのため、IPアドレスの設定やSSIDとパスワード設定など面倒な設定作業は一切不要です。
電源につなげるだけで、届いたその日から監視をスタートすることができます。
また、基地局が多く、通信が安定したモバイル回線を使用しているため、日本全国ほとんどの場所で使用できるでしょう。

IP66相当の防塵防水機能で屋外設置に対応

G-camは、屋外設置に適したネットワークカメラです。
カメラ本体はIP66相当の防塵防水機能が備わっているため、屋外で24時間監視が必要な建設現場や工事現場、コインパーキングなどでも安心してご利用いただけます。

遠隔地から録画データにアクセス可能

G-camは、スマホやパソコン、タブレットから遠隔監視が可能です。
リアルタイム監視ができるのはもちろん、録画データに複数人でアクセスしたり、データをダウンロードして保存することも可能です。

初期費用0円で設置ができる

G-camは、配線工事だけではなく、録画機やモニターの購入も不要です。
また、月額使用料のみで利用できるレンタルカメラなので、初期費用は一切かからないというメリットもあります。
建設現場や工事現場など、広い敷地に複数台の監視カメラを設置したい場合、G-camなら導入コストを大幅に抑えられるのも嬉しいメリットです。

夜間モードに自動で切り替わる

G-camは、最大50mの赤外線照射ができるため、暗闇でも監視が可能です。
周りの光を感知して自動で夜間モードに切り替えてくれます。
作業員が不在となる夜間の建設現場や工事現場、工場などでも、24時間体制で監視カメラを回すことができます

面倒な設定は不要!ネットワークカメラはG-camがおすすめ!


ネットワークカメラは、種類によって設定方法が異なります。
また、モバイル(LTE)回線タイプのネットワークカメラであれば、面倒な設定は一切不要、電源につなぐだけで監視をスタートさせられます
配線工事が必要ないうえに、通信も安定させやすいでしょう。

G-camは、設定不要なネットワークカメラのなかでも、屋外設置に適しています。全天候型かつ夜間監視も可能なため、建築現場や工事現場、コインパーキングなどの24時間監視にぴったりです。
カンタン監視カメラG-camについて、より詳しい情報を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。