常時録画できる屋外用防犯カメラ|6つの選び方とおすすめ製品を紹介
屋外で常時録画できる防犯カメラを選ぶ際は、選定時にみるべきポイントや注意点を十分に理解することが重要です。
特性や機能を把握せずに選択すると、撮影データが消失するなどのトラブルを招きかねません。そこで本記事では、常時録画に適した屋外用防犯カメラのおすすめ製品や、選び方のポイント・設置時の注意点について説明します。
常時録画に適した屋外用防犯カメラのおすすめ3選
本章では、常時録画に適した屋外用の防犯カメラを3つ紹介します。
さっそく見ていきましょう。
おすすめ1.カンタン監視カメラ「G-cam」|株式会社MIYOSHI
株式会社MIYOSHIがレンタルをおこなっているカンタン監視カメラ「G-cam」は、屋外での過酷な環境でも安心して使用できる、高い防塵防水機能を搭載したカメラです。
オプションでクラウド保存を選択でき、メモリ容量を気にせずに長時間の録画ができます。
特徴 | 概要 |
---|---|
設置場所 | 屋内/屋外 |
防塵防水仕様 | IP66 |
電源 | AC100V(50/60Hz) ソーラーバッテリー(別途、レンタルが必要) |
動作環境 | 温度:-30℃〜+55℃ |
通信 | 通信モバイル通信(LTE) |
保存方法 | ローカル(標準):約1週間分の録画が可能(環境などによって変動) クラウド:(オプション) |
赤外線機能 | 最大50mの赤外線照射が可能 自動切り替えモードあり |
検知機能 | 動体検知あり |
価格 | 30GBプラン:9,800円/月 無制限プラン:18,000円/月 |
「G-cam」には、他にも下記のような特徴があります。
- 【カンタン監視カメラ「G-cam」の特徴】
- レンズ横回転最大350°縦回転最大90°で広範囲の監視ができる
- 最高500万画素のカメラで、鮮明な映像を録画できる
- レンタル形式のため、カメラを使用しなくなったら返却できる
- 自分で簡単に設置が可能
- サポート体制が充実
カンタン監視カメラ「G-cam」は、レンズを自在に動かせるPTZ機能のあるカメラです。レンズの回転幅が広いため、広範囲の撮影ができます。
防犯カメラでの常時録画を検討する際は、機能面とコスト面の両方が重要な判断要素です。とくに工事現場や建設現場では、カメラの使用期間が短い場合があり、短期間の利用でカメラを購入すると、費用がかさむことがあります。
そこで、コストを抑えたい場合は、防犯カメラのレンタルがおすすめです。
カンタン監視カメラ「G-cam」は、レンタル形式で利用できる防犯カメラです。実際に使用した期間の料金のみを支払えば良いため、短期間の使用ならカメラを購入するよりもコストを抑えられます。
なお、2024年7月からデザインがスリム化された最新機種「G cam04」のレンタルがスタートしました。詳しい内容は、下記の動画をご覧ください。
最新機種「G cam04」も1週間無料でお試しいただけます。高い機能をもつカンタン監視カメラ「G-cam」の詳しい資料は、下記からお気軽にダウンロードしてご確認ください。
おすすめ2.VB-M641VE|キヤノン株式会社
出典:キヤノン株式会社
屋内と屋外の両方で使用できる、ドーム型の防犯カメラです。ドーム型防犯カメラの特長である広範囲撮影が可能で、さまざまな検知機能を搭載しているモデルです。
特徴 | 概要 |
---|---|
設置場所 | 屋内/屋外 |
耐衝撃仕様 | IK10 |
防塵防水仕様 | IP66 |
電源 | PoE給電対応 専用ACアダプター(オプション) 外部電源:AC 24V/DC 12Vに対応 |
動作環境 | 温度:-40℃~+55℃ 湿度:5%~85%(結露不可) |
保存方法 | microSDメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDXCメモリーカード |
夜間撮影 | ナイトモードあり |
検知機能 | 動体検知・置き去り検知・持ち去り検知・いたずら検知など |
価格 | 198,000円 |
0.001ルクス(星明かり程度の明るさ)という極めて暗い環境でも撮影が可能で、夜間監視にも適しています。映像のコントラストを最適にする「かすみ補正」機能を搭載し、さまざまな条件下で鮮明な映像をとらえられます。
おすすめ3.WV-S15500-V3LN|パナソニック コネクト株式会社
防犯カメラとしての存在感がある、BOXタイプのカメラです。5メガピクセルの高解像度により、フルHDカメラの約1.3倍の距離と約1.8倍の面積を監視できます。
特徴 | 概要 |
---|---|
設置場所 | 屋内/屋外 |
耐衝撃仕様 | IK10 |
防塵防水仕様 | IP66 |
電源 | DC 12V、PoE給電 |
動作環境 | 温度:-40℃~+60℃(電源投入時:-30℃~+60 ℃) 湿度:10%~100%(結露不可) |
保存方法 | microSDXCメモリーカード: 64 GB・128 GB・256 GB・512 GB microSDHCメモリーカード:4 GB・8 GB・16 GB・32 GB microSDメモリーカード: 2 GB |
夜間撮影 | 可能 |
検知機能 | 動体検知・妨害検知・音検知 |
価格 | 要問い合わせ |
AI機能を実現する専用プロセッサーが内蔵されており、カメラ内部で画像の音声分析や解析をおこなえるのが強みです。カメラ自体が顔や人物、車両などを自動で識別し処理できるため、高度な監視機能を効率的に実施できます。
常時録画に適した屋外用防犯カメラの6つの選び方
ここからは、常時録画に適した屋外用防犯カメラの選び方を6つ説明します。
ポイントを理解し、適切な機種を選択する際の判断基準にご活用ください。
選び方1.カメラ本体の耐久性は高いか
屋外で常時録画できる防犯カメラを選ぶ際は、カメラ本体の耐久性が高いものを選びましょう。
屋外に設置する防犯カメラは外部環境の影響を受けやすく、故障リスクが高まります。防犯カメラの耐用年数は6年程度とされていますが、屋外の温度変化が激しい場所や水・粉塵の多い場所では、耐用年数よりも早く故障しかねません。
そのため、下表のような屋外の厳しい環境に耐えられる機能を備えているカメラがおすすめです。
全天候型のカメラ | 雨や雷などの気象条件下でも使用できるよう、耐水性・耐熱性・耐衝撃性などに優れているもの |
---|---|
防塵防水機能のあるカメラ | IEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本産業規格)が定める保護等級のIP66相当以上のもの |
動作温度範囲が広いカメラ | カメラが正常に機能することが保証された温度の範囲が広いもの |
屋外の環境は、近年の地球温暖化などの影響による気候変動でさらに過酷になっているため、厳しい条件下でも安定して撮影できるようなものを選びましょう。
なお、防犯カメラの耐用年数については次の記事でまとめています。耐用年数に影響する要因や防犯カメラを長く使うコツを知りたい方は、ぜひご覧ください。
防犯カメラ・監視カメラの耐用年数とは?減価償却や長く使う3つのコツを解説
選び方2.常時録画に適した保存方法か
屋外用防犯カメラで常時録画をする場合、長時間のデータ保存ができる方法を選ぶことが重要です。常時録画では、常に映像を撮影しているため、データ量が急速に増加します。とくに、高画質な画像やなめらかな動画で撮影している場合はさらに顕著です。
データが消去されるのを防ぐためにも、撮影開始前に記録媒体の選択と保存方法を確認しましょう。なお、記録媒体ごとの保存期間と特徴は次のとおりです。
記録媒体 | 保存期間 | 特徴 |
---|---|---|
SDカード (128GB) |
約15時間 | ・スマートフォンやデジタルカメラなどの機器で使われている ・小型で、カメラに差し込んで使用する ・容量が少ないので、定期的に交換する必要がある ・データの書き込み回数に上限がある |
クラウド | 契約日数による | ・インターネット上でデータを管理 ・記録媒体よりも多くのデータを保存できる ・スマートフォンやパソコンなどから防犯カメラの映像をどこでも見られる ・インターネット環境が必要(Wi-FiやLTE) |
HDD (1TB) |
約3日間 | ・パソコンのデータやテレビの録画などにも使われる記憶媒体 ・サイズが大きいので、カメラに内蔵できない ・屋外での設置は、データ破損のリスクがある |
SSD (1TB) |
約3日間 | ・半導体素子メモリを使用した記憶媒体 ・サイズが小さいためカメラに内蔵しやすい ・データの読み書き速度が速い |
適切な保存方法を選ばないと「確認したい映像が消えている」などのトラブルにつながるおそれがあります。記録媒体ごとの保存期間は、画質や保存形式によっても異なるため、その点も含めてチェックしましょう。
なお、次の記事では防犯カメラの保存期間に影響する要素について詳しく解説しています。保存期間を伸ばす方法も説明していますので、ぜひチェックしてみてください。
防犯カメラの保存期間とは?影響する3つの要素と期間を延ばす方法
選び方3.赤外線機能や遠隔監視機能はあるか
屋外で常時録画する際は、赤外線機能や遠隔監視機能を備えたタイプが有用です。赤外線機能とは、光源がない暗闇でも監視対象を撮影できる機能を指します。
次の画像は、カンタン監視カメラ「G-cam」の赤外線機能で撮影した夜間の建設現場です。
▲夜間に赤外線機能を使用して撮影した映像
常時録画をする際は、夜間の撮影能力も重要な要素です。暗闇での撮影機能がない機種では、夜間の映像記録ができないことがあります。一方、赤外線機能のあるカメラを使用すれば、先ほどの画像のような鮮明な撮影が可能です。
さらに、周辺の光量を感知して自動で赤外線モードに切り替わるタイプを選択すれば、切り替え忘れによる監視の失敗も防げます。
また、効率的な監視をするなら遠隔監視機能も重要です。遠隔監視機能があれば、モニタールームに人員を配置することなく、離れた場所から24時間リアルタイムで監視ができます。人員削減のコスト効果が得られるだけでなく、災害時に迅速な現場確認をすることも可能です。
なお、赤外線機能の概要や映像を確認したい方は、次の記事も併せてご覧ください。
防犯カメラの赤外線機能とは?おすすめのカメラや4つの選ぶポイントを解説
選び方4.設置場所に適した電源の取り方か
防犯カメラの設置時には、場所に適した電源確保の方法を検討する必要があります。適切な給電方法を選択しないと、屋外での常時録画ができないおそれがあるため必ずチェックしましょう。
防犯カメラの電源を取る方法には、下記のようなものがあります。
電源の種類 | 特徴 |
---|---|
ACアダプター | ・コンセントから給電する
・安定した給電が可能 |
PoE給電 | ・LANケーブルから給電する ・安定した給電が可能 |
電池 | ・電池で給電する ・配線がないため、工事不要 |
ソーラー | ・ソーラーパネルを使用して給電する ・工事不要 |
防犯カメラの設置場所と、電源の位置関係は重要な課題です。ACアダプターを使用する場合、設置場所からコンセントが遠いと、工事が必要になります。LANケーブルを自身で延長することもできますが、防犯のために配線を隠す作業が必要な場合は、専門業者に依頼しなければなりません。
電池式防犯カメラは設置が手軽という利点がありますが、定期的な電池交換が必要です。ソーラー式も長期の悪天候により給電が不安定になることがあります。
一方、山間部や河川・土木現場など、通常の方法では電源確保が難しい場所で撮影することもあります。そのような給電が難しい環境での使用に適しているのが、株式会社MIYOSHIがレンタルを実施しているソーラーバッテリー「ソラセル」です。
「ソラセル」は、カンタン監視カメラ「G-cam」と併用できるソーラーバッテリーです。
最大10日間の無日照での稼働能力をもつ「ソラセル」は、通常のソーラーパネルの弱点である給電の不安定性を克服しており、天候に左右されにくい安定した電源供給を可能にしています。IP66相当の高い防塵防水性能を備えているため、屋外の過酷な環境下でも安心して使用できる点も強みです。
カンタン監視カメラ「G-cam」と併用するソーラーバッテリー「ソラセル」の詳しい情報を知りたい方は、下記からお気軽にお問い合わせください。
選び方5.モバイル通信に対応しているか
屋外での遠隔監視をする際は、インターネット接続が必要です。通常はLANケーブルやWi-Fiを使用しますが、設置場所によっては使用できない場合があります。
そこで有効なのが、モバイル通信(LTE)対応の防犯カメラです。携帯電話会社の基地局をアクセスポイントとして利用するため、設置場所による通信方法の制約が解消されます。
日本国内のほとんどの地域がカバーされているため、Wi-Fi対応の防犯カメラと比較して電波障害を受けにくく、より安定した通信が可能です。
Wi-Fiを使用したカメラとの比較を含む、LTEカメラの詳細は次の記事をご覧ください。
防犯カメラ・監視カメラはWi-FiとLTEどちらがおすすめ?
選び方6.簡単に設置できるか
屋外で常時録画をすぐに開始したい場合、防犯カメラの設置のしやすさは重要な選択基準です。例えば、配線工事が必要なカメラでは、工事完了まで監視を始められません。一方、緊急の監視ニーズに対しては、自身で簡単に設置できるカメラが有用です。
株式会社MIYOSHIがレンタルをおこなっているカンタン監視カメラ「G-cam」は、取り付けが簡単で届いてから約1分で即座に監視を始められます。
- 1.本体アタッチメントに単管パイプ等を固定用ベルト等で固定
- 2.防水ACケーブルを本体のコネクタに差し込み、プラグ側をAC(100V)コンセントに差し込む
- 3.カメラが稼働
カンタン監視カメラ「G-cam」は、上記の3ステップで簡単に監視を開始できる点が大きな強みです。モバイルSIMと設定済みルーターが内蔵されているため、Wi-Fi環境も必要ありません。
使用感を確認したい方向けに、1週間の無料レンタルを提供しています。無料期間終了後も、そのまま継続して利用可能です。
カンタン監視カメラ「G-cam」の詳細を知りたい方は、次のボタンをクリックのうえ、お気軽に資料をダウンロードしてみてください。
屋外用防犯カメラで常時録画をする際の3つの注意点
ここからは、屋外で常時録画をする際の注意点を3つ説明します。
一つずつ確認していきましょう。
注意点1.撮影データが上書きされないようにする
屋外の防犯カメラで常時録画をする場合、 データ量の増加により保存容量を超過するリスク があります。容量を超えてしまうと、新しい映像が以前の撮影データに上書きされ、データが失われてしまいかねません。
そのため、長期間のデータを保存したい場合は、下記のような方法で対策をしましょう。
- 1.保存容量の大きい記録媒体を選ぶ
- 2.圧縮率の高い記録媒体があるモデルを選ぶ
長期間のデータ保存には、大容量の記録媒体がおすすめです。記録媒体の種類には、次のようなものがあります。
記録媒体 | 詳細 |
---|---|
SDカード | ・インターフェースドライバとフラッシュメモリーなどから構成されている ・デジタルカメラ・ポータブルゲーム機などでよく使用されている |
クラウド | ・インターネット上の仮想の保管場所に保存する方法 ・クラウドサービス提供会社が用意したサーバーにデータが保存される |
HDD (ハードディスクドライブ) |
・磁気ディスクを利用して記録する ・パソコンやテレビなどの記録に多く利用されている ・防犯カメラ専用のHDDなどがある |
SSD (ソリッドステートドライブ) |
・半導体メモリを使用した記録媒体 ・屋外用の防犯カメラに内蔵されている場合がある |
HDD保存では外付けHDDの利用も効果的ですが、記録媒体の増設にはコストが伴います。そこで、コスト抑制策としておすすめなのが映像データの圧縮です。例えば、H.264などの高圧縮率の記録方式を使用すると、大容量の映像データを効率的に圧縮し、長時間の録画を実現できます。
また、録画するレコーダー側の設定も重要です。レコーダーの画質設定やフレームレート数(※)を高く設定すると、画質の良いなめらかな動画を撮影できますが、データ量は増加します。防犯カメラを設置する場所や目的に応じて、適切な画質やフレームレート数を選択しましょう。
※フレームレート数:1秒間の動画に表示される静止画像(フレーム)の数のこと。フレームレート数が高いと、なめらかな動画になる。
注意点2.プライバシーに配慮をする
防犯カメラの設置には「個人情報保護法」への配慮が不可欠です。屋外での常時録画では、他者が映像に写り込むことがあります。防犯カメラの映像は個人を特定できるため、個人情報保護法の規定に従わなければなりません。
とくに重要なのは、個人情報の適正な取得(第17条)と取得時の利用目的の通知等(第18条)です。法律を守るため、次のような対策をしましょう。
- 利用目的を特定・通知する
- 防犯カメラの保存期間を設定する
- 個人情報の漏洩を防ぐ
- 問い合わせ先を明記する
なお、防犯カメラを設置する際に注意すべき法律については、次の記事で詳しく解説しています。防犯カメラを設置する際の法的注意点をより深く理解したい方は、ぜひご覧ください。
防犯カメラ・監視カメラの映像は個人情報にあたる?設置時の注意点を解説
防犯カメラ設置時に気をつけたい法律とは?プライバシーに配慮しよう
注意点3.死角がないように設置する
防犯カメラの常時録画でも、 死角があると効果的な監視ができません。 そのため、監視対象エリアと防犯カメラの位置関係を慎重に確認し、死角を最小限に抑える設置場所を選ぶことが重要です。
死角になりやすいのは、下記のような場所です。
- 1.防犯カメラの真下
- 2.防犯カメラに近すぎる場所
- 3.大きな物の影
もし、死角になりそうな場合は、次のような対策をしましょう。
- 死角ができにくいカメラを設置する
- 防犯カメラの台数を増やす
例えば、PTZカメラやドーム型の防犯カメラは撮影範囲が広いため、死角ができにくいと言われています。
ただし、どうしても死角ができそうな場合は、防犯カメラの台数を増やして確実に監視できるよう対策をしましょう。
なお、次の記事では、ドーム型防犯カメラの見え方について説明していますので、ぜひチェックしてみてください。
ドーム型防犯カメラの3つの見え方とは?設置する際のコツも解説
常時録画に適した屋外用防犯カメラによくあるQ&A
ここでは、常時録画に適した屋外用防犯カメラについてのよくある問いに答えていきます。
気になるものからチェックしてみてください。
Q1.常時録画と動体検知機能との違いは?
動体検知機能とは、動きを感知した際に撮影を開始し録画する機能です。常時録画はカメラが設置されている間、常に映像を録画し続けるのに対し、動体検知機能は、動作を検知した時にのみ録画を開始します。そのため、データ量を削減できる点がメリットの一つです。
ただし、動きを検知できなかった場合、重要な瞬間を撮影できないこともあります。そのため、監視場所や監視目的によって、常時録画か動体検知機能かを選択しましょう。
例えば、人の出入りが多い場所では常時録画が適している一方で、人の動きが少ない場所では動体検知が適しています。
設置する目的に沿って、適切な機能を選びましょう。
Q2.防犯カメラの映像は何日くらいで消えますか?
防犯カメラの映像は、記録媒体によって保存期間が異なるため、一概に何日とは言い切れません。ここでは代表的な記録媒体と保存期間の目安を紹介します。
記録媒体 | 保存期間 |
---|---|
SDカード
(128GB) |
約15時間 |
クラウド | 契約日数による |
HDD
(1TB) |
約3日間 |
SSD
(1TB) |
約3日間 |
カメラの画質や記録媒体の保存形式によって、保存期間が増減する場合もあるので、試験的に稼働させて映像品質やストレージ使用量などを確認するのがおすすめです。
なお、防犯カメラの録画時間について詳しく知りたい方は、次の記事も併せてチェックしてみてください。
防犯カメラの録画時間はどれくらい?映像の保存期間の目安も解説
常時録画できる屋外用の防犯カメラを設置しよう
本記事では、屋外で常時録画できる防犯カメラについて解説しました。屋外での常時録画には、設置場所に適したカメラの選択が重要です。
カメラ選びの主なポイントは次のとおりです。
- 1.カメラ本体の耐久性は高いか
- 2.常時録画に適した保存方法か
- 3.赤外線機能や遠隔監視機能はあるか
- 4.設置場所に適した電源の取り方か
- 5.モバイル通信に対応しているか
- 6.簡単に設置できるか
なお、常時録画する際は、下記のような点に注意しましょう。
- 1.撮影データが上書きされないようにする
- 2.プライバシーに配慮をする
- 3.死角がないように設置する
常時録画に適した屋外用の防犯カメラを設置する際は、カメラの選び方や注意点を理解し、自身に合ったカメラを選択してください。