防塵防水機能IP66とは?等級による違いを分かりやすく解説
監視カメラを屋外に設置するにあたって欠かせないのが、防塵防水機能です。カンタン監視カメラG-camには、IP66相当の防塵防水機能が搭載されています。
そこで今回は、防塵防水機能の等級による機能の違いについて紹介します。
目次
防塵防水機能IP66とは
監視カメラの防塵防水機能には「IPコード」という規格(以下、IP規格)があり、JIS(日本工業規格)によって定められています。
IP規格は「IP66」といった具合に2つの数字で等級を示します。
1つ目の数字は外来固形物に対する保護等級(防塵性能)表し、0〜6の7段階があります。
2つ目の数字は水の侵入に対する保護等級(防水性能)を表し、0〜8級の9段階があります。
「IP66」というのは、防塵性能が6等級(粉塵が入らない)、防水性能が6等級(あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない)という防塵防水機能を示す規格です。
防塵防水の性能は等級によって変わる?
防塵防水の性能は、等級によってどのように異なるのでしょうか。
IP65、IP66、IP67、IP68の4つの等級について、性能の違いをみていきます。
IP規格 | 防塵性能 | 防水性能 |
---|---|---|
IP65 | 完全な防塵構造 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IP66 | 完全な防塵構造 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IP67 | 完全な防塵構造 | 規程の圧力、時間で水中に没しても水が侵入しない |
IP68 | 完全な防塵構造 | 水面下での使用が可能 |
防塵性能については最高の6等級なので、性能に違いはありません。
強い雨に長時間さらされる危険がある屋外使用においては、IP66以上の防塵防水機能を備えていることが好ましいでしょう。
ちなみに、IP68の性能を持つ製品であっても、水没テストは5℃〜35℃程度の水で行われるため、お風呂で使用できるかどうかはメーカーによって異なります。
防塵防水機能IP66以外に注目したいポイント
屋外に設置するに防犯カメラは、防塵防水機能であるIP66以外にも、以下のようなポイントに注目して選びましょう。
全天候型対応
防犯カメラは精密機器なので、雨や粉塵だけではなく、直射日光によってもダメージを受けます。
適切な性能を備えた防犯カメラでなければ故障の原因となるため、屋外に設置する場合はIP66の防塵防水機能以外に、全天候型対応タイプを選びましょう。
配線工事不要
防犯カメラのなかには、録画装置やモニターとケーブルでつないで使用するタイプのものや、有線LANでインターネットに接続するタイプのものもあります。
しかし屋外で配線工事をするとなると、それだけで高額の費用がかかります。
建設現場や工事現場など、広範囲にわたって複数台の防犯カメラを設置する必要がある場合には、配線工事が不要なタイプを選ぶと初期費用を抑えることができます。
防犯カメラの設置費用については、以下の記事もぜひ参考にしてください。
防犯カメラの設置費用はいくらかかる?高い理由と安く抑える方法を解説
防犯カメラ・監視カメラの工事費はどれくらいかかる?安くする方法を解説
赤外線機能
屋外に設置する防犯カメラで夜間の監視・防犯対策を行う場合は、赤外線機能の有無も大事なポイントです。
防犯カメラの赤外線機能とは、人の目には見えない赤外線を照射することで、暗闇での監視・防犯対策ができるようにするものです。
屋外で24時間監視可能な防犯カメラを選ぶ際は、IP66以外に赤外線機能についても、しっかり確認しておきましょう。
赤外線カメラの仕組みとは?メリットや選び方、注意点を解説
赤外線カメラの映像はどのように見える?現場の防犯対策に役立てよう
防塵防水機能はIP66相当!高性能なカメラG-camの特徴
屋外に設置する防犯カメラとしては、IP66相当の防塵防水機能を備えた高性能監視カメラ、G-camがおすすめです。
G-camは、広範囲に複数台の防犯カメラの設置が必要な建設現場や工事現場などで、特に活用頂いております。
ここからは、G-camの特徴を分かりやすく説明します。
IP66相当の防塵防水機能
G-camは屋外使用に必要不可欠なIP66相当の防塵防水機能を搭載しています。
雨風を受けても問題ないだけでなく、過酷な状況に置かれる建設現場や工事現場でも、安心してお使いいただくことが可能です。
電源1つでカンタン設置
G-camには、モバイルSIMと設定済みルーターが内蔵されています。
面倒なネットワーク設定や配線工事は不要で、電源さえあればどこにでも簡単に設置できるため、届いたその日から監視をスタートしていただくことも可能です。
最大50mの赤外線照射
G-camは周りの光を感知し、夜間は自動で赤外線モードに切り替わります。
そのため、夜の暗闇でもしっかりと監視をすることができ、24時間監視が必要な場所への設置に最適です。
360°以上監視可能なPTZカメラ
G-camには、レンズ横回転最大355°、縦回転最大120°のPTZカメラが内蔵されています。
カメラの真下や真後ろまで監視ができるので、死角が生まれません。
録画データにカンタンアクセス
G-camはネットワークカメラを内蔵しているので、録画した映像はスマホやパソコンから簡単に確認することができます。もちろん、ダウンロードも可能です。
初期費用0円で設置できる
G-camは初期費用0円で設置することができ、負担いただくのは月額費用(9,800円〜)のみです。必要な期間に必要な台数だけ設置することができるので、コストを抑えて監視カメラを設置したい方にもおすすめです。
防塵防水機能IP66相当の防犯カメラは屋外設置に最適!
屋外に設置する防犯カメラは、防塵防水機能IP66相当以上のものが適しています。
防塵防水の性能にはIP65、IP66、IP67、IP68の4つの等級があり、等級によって性能が異なるため、注意しながら選ぶようにしましょう。
また、IP66相当の防塵防水機能があるだけでは、不十分な場合もあります。
全天候型対応かどうか、赤外線機能が備わっているかどうかなども確認し、最適な防犯カメラを見つけてみてください。
カンタン監視カメラG-camは、建設現場や工事現場など、過酷な環境下でも耐えうる性能を備えた屋外用防犯カメラです。IP66相当の防塵防水機能はもちろん、赤外線機能や人感センサー、音声機能など、多数の機能を備えています。初期費用0円で設置できるレンタルカメラなので、導入コストを抑えたい現場監督に選ばれています。
G-camについて詳しい説明を聞きたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。