防犯カメラをスマホで管理!連動の手順や個人・企業別活用法・おすすめカメラを紹介
公開日:2024.12/25
防犯カメラとスマホを連動すると、カメラで映した自宅・オフィス・現場などの様子が、手元のスマホで外出先からでも簡単に確認できます。家庭や企業での安全管理や、作業効率を向上できる技術です。
本記事では、防犯カメラとスマホを連動させる手順や連動でできること、スマホとの連動におすすめのカメラや選び方を紹介します。
防犯カメラの映像をスマホやPCで手軽に監視するには、株式会社MIYOSHIがレンタルしているカンタン管理カメラ「G-cam」がおすすめです。
最新モデル「G-cam04」ではアプリのダウンロードは不要で、スマホなどのデバイスで簡単に映像を確認することができます。
必要なものは、映像を見るためのスマホやPCと電源だけで、大掛かりな準備はいりません。「G-cam」の詳細は、下記をクリックのうえ資料をダウンロードしてチェックしてみてください。
防犯カメラとスマホを連動する主な5つの手順
本章では、防犯カメラとスマホを連動させるための一般的な5つの手順を紹介します。
スマホを防犯カメラと連動させて操作すると、外出先でもリアルタイムの監視や設定変更が手軽に行えるため、安心感や操作の利便性が向上します。難しい工程はありませんので、ぜひチェックしてみてください。
手順1.カメラの選定・購入
スマホとの連携を行うためには、まずカメラの選定を行います。
その際は、下記の機能を備えた防犯カメラが便利です。
- ネットワーク経由でスマホと通信可能なWi-Fi接続対応、もしくはSIM内蔵などでWi-Fi不要のカメラ
- メーカーが公式アプリを提供しているカメラ
手順2.アプリのダウンロード
続いて、防犯カメラのメーカーが提供する公式アプリをスマホにダウンロードします。
ただし、カメラの機種によってはアプリのダウンロードが不要なものもあるので、その場合は奨励されるブラウザなどをチェックするのがおすすめです。
なお、スマホを監視カメラの代用品として活用したい方には、下記の記事で代用手順などを解説しているので、併せてご覧ください。
スマホは監視カメラとして活用できる!2つの方法やおすすめアプリなどを紹介
手順3.カメラの設置
次は、物理的にカメラを設置します。下記のポイントを参考に適切な場所に取り付けましょう。
- 監視範囲の確保
- 死角を最小限にする
- 電源コンセントやバッテリーの準備・確認
- カメラ・場所に適した固定方法を考える(ネジ・テープ・アジャスターなど)
下記の記事も、カメラを設置する際の参考になりますので気になるものがあればチェックしてみてください。
防犯カメラに電源は必要?2つの給電方法やコツ・電源不要のカメラも解説
壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する方法5選!おすすめのカメラや注意点を解説
手順4.カメラのWi-Fi設定
カメラ設置ができたら、Wi-Fiが必要なカメラの場合は設定を行います。
カメラの電源を入れてアプリを開き、指示に従ってカメラをWi-Fiに接続し、画面上の案内に従って設定を進めていくのが一般的です。
手順5.スマホとのペアリング
次に、アプリ内でカメラを検索し、デバイスの登録を行います。登録完了後、カメラとスマホがペアリングされ、次のような機能が利用可能になります。
- リアルタイムで映像が確認できる
- 録画した過去の映像を再生できる
- 動体検知や異常時にプッシュ通知を受け取れる
次の章では、防犯カメラをスマホで連動してできることを「個人」と「企業」に分けて解説します。
【個人】 防犯カメラをスマホで連動するとできる3つのこと
まずは、個人で防犯カメラをスマホで連動するとできる、主な3つのことを紹介します。
防犯カメラとスマホを連動させると、日常生活に安心感をプラスするだけでなく、いざというときの迅速な対応にもつながるので、チェックしてみてください。
個人1.外出先から家庭の様子をリアルタイムで確認
映したい対象物が映った防犯カメラの映像を、外出先からスマホでリアルタイムに確認できます。
例えば、下記のようなことが可能です。
- ペットの様子を見る
- 子どもが帰宅した時間の確認
- 高齢者の見守り
- 宅配の荷物の受け取り状況の確認
離れていても家庭の状況を把握できるため、安心感が得られる点もメリットです。
個人2.録画データの確認
万が一、不審者が侵入したり物がなくなったりした場合、スマホから録画映像をすぐに確認できます。
緊急時でも迅速に状況を把握し、対策を取ることが可能です。
個人3.異常検知時の通知受信
動体検知機能や音声検知機能が搭載されたカメラでは、異常を検知するとスマホに通知が届きます。
窓ガラスの破損音や異音も検知される機能のカメラであれば、異変を早期に知ることができます。
また不審な動きや音を即座に把握でき、警察や関係者への連絡や適切な対応が素早く行えるため、被害を最小限に抑える要素として有用です。
【企業】 防犯カメラをスマホで連動するとできる5つのこと
次に、企業が防犯カメラとスマホの連動でできることを5つ紹介します。
防犯カメラをスマホと連動させることで、企業はより効率的な業務運営とセキュリティ強化の両立が期待できます。
企業1.複数拠点の一括管理
防犯カメラとスマホの連携で、企業が所有する複数の工事現場・拠点・施設などを一元管理できます。
工事現場を例に挙げると、防犯カメラで映した現場の状況や進捗の様子を、手元のスマホでリアルタイムで確認し、必要に応じた迅速な対応が可能です。
直接足を運ばなくても現場の状況を把握でき、移動時間を削減できるため、特に複数の現場を受け持つ場合に役立ちます。
企業2.現場や店舗のセキュリティの強化
防犯カメラの「異常検知機能」と「スマホ通知」を活用することで、不審者の侵入やトラブル発生時に即座に把握でき、セキュリティの強化に役立ちます。
特に深夜営業の店舗などの24時間監視を実現することで、監視がない場合に比べて従業員や顧客の安全性が向上して安心です。
また、工事現場での盗難や不法侵入のリスク低減にも有用です。
工事現場は、高価な機材や材料が多数集積されているにもかかわらず、仮設の施設や設備が中心です。また、周囲からの視界が遮られがちであることからも、盗難や不法侵入のリスクが高い環境といえます。
防犯カメラが異常を検知し、リアルタイムでスマホに通知を送ることで、現場のセキュリティ向上につながります。また、監視カメラの存在が犯罪抑止力になる点もメリットです。
企業3.作業進捗のモニタリング
店舗や工場・工事現場などでの作業進捗状況をスマホでモニタリングしながら、適切な指示を現場に出すことができます。
下記に活用例を挙げてみました。
工事現場 | 作業の遅れやトラブルの発生をその場で確認し、すぐに対応策を指示できる |
---|---|
製造工場 | ライン稼働状況や作業員の動きを把握し、工程の見直しや効率化を図る |
小売店舗 | 商品陳列や在庫補充の進捗を監視し、指示出しを行うことで業務の滞りを防止できる |
モニタリングの活用により、管理者が離れた場所からでも効率よく指揮をとれることで、全体の作業効率と現場の生産性向上につながります。
企業4.トラブルの記録と証拠保存
万引きやクレームなど、トラブル発生時に瞬時に手元のスマホで録画データを確認できるため、事実関係の確認や警察などへの連絡の判断に手間取りません。
出先や自宅など、場所を選ばずに突発的なトラブルにも現場の映像を見ながら対応できる点もメリットです。
またトラブル時の映像データを保存しておけば、問題解決や責任追及の際の証拠として役立つこともあります。
企業5.柔軟な設置で現場管理の負担軽減
スマホ連動型の防犯カメラは、多くの場合ネットワーク環境があれば有線接続が不要なため、柔軟な設置が可能です。
特に、期間限定のイベントや工事現場など、設置や移動の柔軟性が求められる場所では配線工事が不要なため、カメラの設置にかかる時間や人件費の削減に役立ちます。
防犯カメラとスマホが連動できるカメラを選ぶポイント
本章では、防犯カメラとスマホが連動できるカメラを選ぶ際のポイントを紹介します。
設置場所や用途によって求められる機能が異なるので、自分の使用目的に合うカメラを見つけてみてください。
ポイント1.対応するアプリの使いやすさ
アプリを連動するカメラの場合、「対応するアプリが使いやすいかどうか」はカメラ選びのポイントの一つです。アプリが直感的に操作できるか、機能が充実しているかを確認しましょう。
また、下記のような機能が搭載されているかもチェックポイントです。
- ライブ映像の確認
- 録画再生
- 通知設定 など
手元のスマホのOSに対応しているかや、日本語対応の有無も忘れずにチェックしましょう。
また、定期的にアップデートが行われているアプリは、セキュリティの向上や新機能の追加が期待できます。
ポイント2.カメラの基本性能
スマホでの連動だけでなく、カメラの基本的な役割をしっかり果たせるか確認します。
例えば、下記のような機能・性能が用途に適しているかをチェックするのがおすすめです。
解像度 |
・フルHD(1920×1080)や4Kなど、高解像度であれば詳細な映像を記録可能 ・特に顔や車のナンバープレートを判別する場合に重要 |
---|---|
夜間撮影機能 | ・赤外線LEDや低照度カメラを搭載している製品なら、暗所でも鮮明な映像を記録できる |
広視野角レンズ |
・監視エリアが広範囲にわたる場合、視野角の広いレンズが適している ・PTZ機能(パン・チルト・ズーム)を搭載したカメラであれば、遠隔操作でカメラの向きやズームを調整できるため、固定カメラでは難しい細かな監視が可能 |
動体検知機能 |
・カメラが動きを検知した際に録画を開始したり、スマホに通知を送る機能 ・必要な場面だけを効率的に監視できる |
耐候性 | ・屋外に設置する場合、防塵・防水性能(IP65以上)を備えたカメラがおすすめ |
「これだけは外せない」というカメラの機能を把握するためにも、設置の目的を再度押さえておきましょう。
ポイント3.ネットワーク環境との適合性
「防犯カメラがWi-Fiに対応しているか」「必要な通信速度が監視したい環境で対応可能か」など、ネットワーク環境との整合性もカメラ選択のポイントです。
特に映像品質が高いカメラ(フルHDや4K)では、安定した高速Wi-Fi(少なくとも5GHz帯域推奨)が必要です。遅いネットワーク環境では映像が途切れる場合もあり、監視や録画に支障をきたすことがあります。
なお、カメラによってはWi-Fi環境が不要で利用できるものがあります。
例えば、株式会社MIYOSHIのカンタン監視カメラ「G-cam」ならSIMが内蔵されているため、Wi-Fi環境がなくてもLTE通信NTTドコモのMVNO回線を利用してインターネット接続が可能です。
スマホはもちろん、お手持ちのデバイスで簡単に操作や確認ができ、普段カメラを使い慣れていない方でもスムーズに運用していただけます。1台で真下・真後ろまで監視できて効率的な「G-cam」については、下記から無料の資料をダウンロードしてみてください。
ポイント4.セキュリティ機能
スマホ連動型カメラは、映像データの安全性を確保するためのセキュリティ機能も大切です。
例えば、下記のようなセキュリティ機能があるかチェックしてみましょう。
暗号化機能 | カメラとスマホ間のデータ通信が暗号化されているか |
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二段階認証 | アプリログイン時に二段階認証が設定できると、不正アクセスを防止できる |
クラウドデータの保護 | 録画データがクラウドに保存される場合、クラウドサービスのセキュリティ対策(データ暗号化、信頼性の高いプロバイダの利用など)を確認する |
映像データが安全に保護されるかどうかは、プライバシー保護の観点からも外せない要素です。
ポイント5.電源や設置方法の選択肢
防犯カメラの設置場所や使用環境に応じて、電源や設置方法の選択肢もポイントの一つです。カメラの主な電源と設置方法を下記にまとめました。
- 【主な電源】
- ACアダプター
- バッテリー
- ソーラーパネルなど
- 【主な設置方法】
- 壁掛け
- 天井設置
- ポール
- スタンド設置 など
屋外設置の場合は、防水・防塵性能が高いものを選びましょう。
そして、電源のない場所に設置する際は、株式会社MIYOSHIがレンタルを実施している12V対応で大容量の G-cam solar 「ソラセル」がおすすめです。
▲ソラセル(カメラは12V仕様になります)
無日照でも最大約1週間の稼働が可能で、山間部や河川、土木現場など電源が取りにくい場所での監視にも役立つパワフルなソーラーバッテリーです。
台風などの激しい雨でも浸水のおそれがない防水防塵仕様の「ソラセル」の詳細は、下記のボタンをクリックのうえ資料をダウンロードしてご確認ください。
防犯カメラとスマホが連動できるおすすめ製品3選
最後に、防犯カメラとスマホが連動できるカメラを紹介します。
目的に合ったカメラ選びにご活用ください。
おすすめ1.カンタン監視カメラG-cam|株式会社MIYOSHI
カンタン監視カメラ「G-cam」は、スマホ連動が可能なレンタルカメラです。
モバイルSIMと設定済みルーターを内蔵しているため、ケーブル配線工事はもちろん、Wi-Fi環境の構築も必要ありません。
わずか3ステップで取り付けることができ、カメラが届いたその日から監視をスタートさせられる点も「G-cam」の特徴です。
商品名 | カンタン監視カメラG-cam |
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価格 |
30GBプラン:9,800円/月 無制限プラン:18,000円/月 |
特徴 | ・レンズ横回転最大350°縦回転最大90°で広範囲の監視ができる ・最高500万画素のカメラで、鮮明な映像を録画できる ・レンタル形式のため、カメラを使用しなくなったら返却できる ・自分で簡単に設置が可能 ・サポート体制が充実 |
アプリ対応OS | 最新モデル「G-cam04」では、アプリダウンロードは不要 |
最新モデル「G-cam04」では、アプリダウンロードは不要で、ブラウザでも簡単に見ることができるため、セキュリティ面でアプリのダウンロードに厳しい企業などにもおすすめです。
初期費用0円で、月々のレンタル費用のみで設置できるほか、広範囲撮影ができるレンズで設置カメラの台数の節約にもつながります。「G-cam」に関する無料資料を配布していますので、下記のボタンをクリックのうえお気軽にダウンロードしてみてください。
おすすめ2.Wi-Fiライブカメラ|株式会社ハック
株式会社ハックのWi-Fi対応自動録画マイク付監視カメラは、スマホからパン・チルト・ズームなどのカメラ操作ができる監視カメラです。
商品名 | Wi-Fiライブカメラ |
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価格 | オープン価格 |
特徴 | ・遠隔での映像確認やスピーカーを通しての声かけ機能搭載 ・動体検知機能・暗視モード機能・自動録画機能搭載 など |
アプリ対応OS | iOS 9.0以降、Android 4.1以降 |
外出時のお子様やペットなどの見守りカメラとして適しています。
おすすめ3.400-SSA006ネットワークカメラ|サンワサプライ株式会社
出典:400-SSA006 ネットワークカメラ|サンワサプライ株式会社
サンワサプライ株式会社の「400-SSA006ネットワークカメラ」は、microSDカード録画にも対応したネットワークカメラです。バッテリー搭載型のため、配線や電源は不要でWi-Fiの届く範囲ならば手軽に録画をスタートできます。
商品名 | 400-SSA006ネットワークカメラ |
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価格 | 11,800円(税込) |
特徴 | ・複数のカメラを接続している場合でもまとめて表示できる ・検知距離最大10mの動作検知機能搭載 ・フルHDでスマホでも高画質で確認できる ・IP65相当の防水・防塵構造 |
アプリ対応OS | iOS 11~17までのiOS端末、Android6.0~13 |
人の動きを検知して録画を開始し、変化があればスマホに通知が届くため、ガレージや玄関先・子どもの見守りなどに役立ちます。
防犯カメラをスマホと連動させてカンタン&柔軟に操作をしよう!
防犯カメラとスマホを連動させることで、外出先からでもリアルタイムで映像を確認でき、家庭や企業の安全管理を手軽に強化できます。
カメラ選びの際は、用途に合わせた基本性能や使いやすいアプリ、設置場所のネットワーク環境に対応したモデルを選ぶことがポイントです。
なお、株式会社MIYOSHIはWi-Fi不要でスマホなどのデバイスと連動でき、設置場所の自由度が高い「G-cam」を提供しています。
平日15時までのご注文で即日発送に対応しており、急にカメラが必要になった際にも心強いサービスです。1ヵ月契約からOKのレンタル形式で、届いてからわずか3ステップで監視をスタートできます。
雨・風・粉塵に強いタフな設計で、屋内外問わずお使いいただける「G-cam」については、下記をクリックのうえ資料をダウンロードしてチェックしてみてください。