防犯カメラに電源は必要?2つの給電方法やコツ・電源不要のカメラも解説
監視カメラ・防犯カメラの駆動には、電源が必要なものと電源不要のものがあります。設置状況やカメラの台数・種類によって、配線工事にかかる手間やコストも異なるため、導入時には注意が必要です。
本記事では、電源が必要な場合の電源の取り方や配線のコツなどを解説します。電源不要で使用できるカメラのタイプも紹介していますので、最後までご覧ください。
なお、株式会社MIYOSHIが提供するカンタン監視カメラ「G-cam(ジーカム)」は、防犯カメラを設置するための配線工事が不要で、電源1つで簡単に設置できます。
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もくじ
監視カメラ・防犯カメラの電源の取り方
監視カメラ・防犯カメラを動かすための電源の取り方は、大きく2つあります。
- 1.コンセントから給電
- 2.LANケーブルから給電
また、なかには下記のようにコンセントが不要なカメラも存在します。
- 1.バッテリー式
- 2.ソーラーバッテリー式
- 3.乾電池式
監視カメラ・防犯カメラの稼働方法を知っておくことで、カメラを設置する環境や目的に合わせた柔軟な対応が可能です。次の章で詳しく解説します。
電源を必要とする防犯カメラの2つの給電方法
電源を必要とする防犯カメラの給電方法は、主に下記の2つです。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
方法1.コンセントから給電
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの利用シーン |
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具体的な製品例 |
コンセントから給電する監視カメラは、安定した電力供給が可能なため、24時間監視が必要な場所に向いています。ただし、コンセントに届く位置に設置しなければならない・配線工事が必要などの理由から、設置場所は限られます。
なお、株式会社MIYOSHIが提供するカンタン監視カメラ「G-cam」は、ネットワーク回線を利用しているため、電源1つですぐに利用可能です。カメラとレコーダーをつなぐ配線工事が一切必要ありません。
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方法2.LANケーブルから給電(PoE式)
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの利用シーン |
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具体的な製品例 |
PoE(Power over Ethernet)は、LANケーブルを利用して電力を供給する方式です。LANケーブルのみで電力を供給できるので、複数の電源が確保しづらい場所でも設置できます。
ただし、電力を供給するネットワーク機器や録画機器そのものには電源が必要なので注意しましょう。
電源が取れない場所(電源不要)で使える防犯カメラ3種類
次に、電源が取れない場所で使用できる防犯カメラを3種類紹介します。
詳しく見ていきましょう。
種類1.バッテリー式
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの利用シーン |
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具体的な製品例 |
バッテリー式の監視カメラは事前に充電しておけば、コンセントやケーブルは不要で、倒れたり落ちたりしないように固定するだけで使用できます。
ただし、バッテリーやSDカードのような記憶媒体の定期的な交換・メンテナンスは、直接給電のカメラよりも回数が多くなります。
種類2.ソーラー充電式
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの利用シーン |
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具体的な製品例 |
ソーラー充電式の特徴は、バッテリーに蓄電された電力を使用して監視カメラを稼働させることです。天気の良い日に十分な蓄電ができれば、夜間や曇り空の日でも使用できます。
ただしソーラー充電式は、定期的な太陽光パネルの清掃などのメンテナンスが欠かせません。十分にメンテナンスを実施すれば、半永久的な使用も可能です。
株式会社MIYOSHIでは、たとえ曇りや雨が続き太陽光が当たらなくても、フル充電しておけば約10日間の稼働が可能なソーラーバッテリー「ソラセル」を提供しています。
台風などの激しい雨でも浸水のおそれがない防塵防水仕様の「ソラセル」について気になる方は、下記のリンクをチェックしてみてください。
種類3.乾電池式
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめの利用シーン |
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具体的な製品例 |
乾電池式の防犯カメラは、赤外線やセンサーを用いて動きに反応して撮影するものが多く、リーズナブルな値段で手軽に利用できます。ただし、電池を交換する手間が増えることや常時撮影に向かないことに注意しなければなりません。
また、電源不要な防犯カメラを設置するときには、次のようなことに注意しましょう。
- 【電源不要な防犯カメラを設置するときの注意点】
- 電力量に限りがあるため、通常のカメラよりも画像解像度や機能が制限されていることがある
- 電力を節約するために、常時録画できないことが多い
- 本体の記録媒体に映像や音声が記録されるため、記録できる容量が少ない場合がある
電源不要の防犯カメラは、手軽に設置・運用ができることを目的としているため、その分制限が多いことを留意しておきましょう。
また、電源の有無にかかわらず防犯カメラを設置するときに注意しなければならない点については、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
防犯カメラ・監視カメラの映像は個人情報にあたる?設置時の注意点を解説
防犯カメラに電源をつなぐ3つの方法
防犯カメラを設置する際、「電源が離れている」「屋外」などの理由で電源が確保しにくい場合には、下記の3つの方法がおすすめです。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
方法1.窓サッシから配線する
1つ目の方法は、窓サッシやドアの隙間に線を通して配線する方法です。具体的な手順を下記に紹介します。
- 【窓サッシやドアの隙間から配線する方法】
- 1.隙間ケーブル・両面テープ・ドライバー・カッターナイフを用意する
- 2.雨戸やシャッターに干渉しない、十分な幅がある隙間を選ぶ
- 3.カメラとレコーダーにケーブルを仮接続する
- 4.コネクターの向きを確認する
- 5.サッシの溝に沿ってケーブルを折り曲げながら配線する
- 6.市販の両面テープでサッシに固定する
- ※屋外にコネクター接続部が露出する場合は防水対策が必要になる
この方法は専用の隙間ケーブルを使用すれば設置と撤去が容易なため、賃貸物件や一時的なイベントなどの設置に向いています。
方法2.エアコンのダクト穴・換気口から配線する
防犯カメラを設置したい場所が電源から離れている場合や屋外の場合、エアコンのダクト穴や換気口から配線する方法もあります。
しかし、配線が複雑になる場合があるため、専門業者に依頼して設置するのがおすすめです。
方法3.壁に穴を開けて配線する
防犯カメラと電源の間に隙間やダクトから配線できない場合、壁に穴を開ける方法もあります。しかし、一度穴を開けてしまうと原状回復が難しいため慎重を要します。壁に穴を開けて配線する場合も、業者に依頼するようにしましょう。
防犯カメラは、壁に穴を開けずに設定できる方法もあります。方法については下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する方法5選!おすすめのカメラや注意点を解説
屋外で防犯カメラの配線を安全に保つ3つのコツ
屋外で防犯カメラの配線を安全に保つためのコツを3つ紹介します。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
コツ1.ケーブルを保護する
屋外では、紫外線や物理的なダメージから配線を保護する必要があります。
耐久性のあるカバーや配管を使用し、ケーブルを長期間保護することで、配線の劣化を少しでも遅らせましょう。
コツ2.防水対策をする
屋外に防犯カメラを設置する場合は、配線を雨や湿気から守るための防水対策が不可欠です。
配線の接続部分には防水テープなどを使用し、露出する部分は防水カバーや防水配管を使用して保護しましょう。
コツ3.コンセントを抜かれないようにする
悪意を持った者に防犯カメラのコンセントを抜かれてしまうと、撮影ができなくなるため対策が必要です。そこで、コンセントや電源アダプターを防犯ボックスに入れて保護することで、コンセントを簡単に抜かれないようにします。
なお、防犯ボックスは鍵付きを使用するのがおすすめです。
防犯カメラの設置環境に合わせて電源を確保しよう
防犯カメラの電源の取り方は、主に2種類あります。
- 1.コンセントから給電
- 2.LANケーブルから給電(PoE式)
また、電源不要の防犯カメラには次のような種類があります。
バッテリー式 | 事前に充電しておけば、直接給電しなくても使用できるカメラ |
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ソーラー充電式 | ソーラーパネルで、太陽光をエネルギーに変えて使用できるカメラ |
乾電池式 | 乾電池で利用できるカメラ |
防犯カメラを設置する周囲の環境や目的・台数に合った適切な電源方法を選択し、カメラの能力が最大限に発揮できて効率が良い体制を整えましょう。
株式会社MIYOSHIが提供するカンタン監視カメラ「G-cam」は、電源が1つあれば届いてから約1分で設置が可能です。
どうしても電源が取れない場合は、ソーラーパネル「ソラセル」と併用することで、電源確保が難しい環境下でも長期間の監視ができるようになります。
山間部や河川・土木現場などで、電源を気にせずパワフルに使える「ソラセル」について気になる方は、ぜひ下記のボタンから詳細をチェックしてみてください。