新型コロナウイルスの感染拡大対策として、工事現場でもマスクを着用する機会が増えました。しかし、マスクを着用することで熱中症のリスクが高くなる可能性があります。

そこで今回は、工事現場でのマスク着用時に必要な熱中症対策についてまとめて紹介します。

工事現場でもマスク着用が推奨される理由

工事現場においても、屋内作業が必要なケースや他の作業員との距離が2m以下になるような状況においては、マスクの着用が推奨されています。 厚生労働省では、熱中症予防に配慮した上で作業員一人ひとりに「正しいマスクの着用方法」等を周知する必要があるとの指針を出しています。

炎天下の工事現場でのマスク着用は熱中症に注意

工事現場でなくとも、気温の高い夏の時期にマスクを着用していると、呼吸をするときに息苦しさを感じるケースがあります。炎天下の工事現場でマスクを着用して作業をするなら、なおさら注意が必要です。 ここからは、炎天下の工事現場で有効な熱中症対策についていくつか紹介します。

冷感素材を用いたマスクの活用

工事現場でマスクを着用する場合、接触冷感素材が用いられたマスクを使用することで、息苦しさを軽減できる場合があります。「クール」などの表示がされた冷感素材のマスクを積極的に活用しましょう。

マウスシールドやフェイスシールドの活用

工事現場では、マウスシールドやフェイスシールドの活用も検討しましょう。 マスクよりも感染予防効果は弱まるとされていますが、通気性があるため息苦しさを軽減できます。

不要な場合にマスクを外す

大勢の人が作業をする工事現場でも、他の作業員と2m以上の距離を保つことができる状況にあるときはマスクを外しても問題ないとされています。熱中症のリスクも踏まえ、少々面倒であってもこまめにマスクを着脱することを心がけましょう。 マスクを外して良い条件を明確に設定し、工事現場の作業員一人ひとりに周知しておくことが大切です。

テント付き屋外休憩場所の設置

工事現場の熱中症対策には、休憩場所の設置も有効です。適宜涼しい場所でマスク外して休憩をとることで、熱中症のリスクを軽減することにつながります。 屋内休憩所を設けるのが難しい工事現場の場合は、テントや扇風機などを活用して屋外休憩所を設置しましょう。

空調機能(ファン)付き作業服の活用

工事現場の熱中症対策としては服装選びも大切です。空調機能(ファン)が付いた作業服を活用することで、体感温度を低くすることができるでしょう。炎天下の屋外で長時間の作業が必要な作業員には空調機能(ファン)付きの作業服を配布するなど、現場単位での取り組みを行いましょう。

マスク着用で働く工事現場の熱中症対策には監視カメラを活用しよう

工事現場での熱中症対策には、監視カメラの活用がおすすめです。ネットワークカメラを搭載したものであれば、リアルタイム映像を離れた場所から確認することができ、作業員の体調不良にいち早く気づくことができるでしょう。 また、現場のカメラ映像を確認しながら、休憩をとっていない作業員にマスクを外して休憩をとるよう声かけをすることも可能です。

工事現場に設置する監視カメラはG-camがおすすめ

今回は、マスク着用での作業時の熱中症対策について紹介しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、作業員へのマスク着用を義務付けている現場も多いでしょう。一方で、夏の暑い時期には、炎天下での作業が続く作業員への熱中症対策を徹底する必要があります。単にマスクの着用を義務付けるのではなく、「状況に応じてマスクを外しても良い」との指示を出したり、空調機能(ファン)付き作業服を活用したりと、熱中症対策には現場単位での取り組みが必要です。 また、万が一体調不良の者が出た場合も早急に対応ができるよう、工事現場にリアルタイム監視ができる監視カメラを設置することもおすすめしています。モバイルSIMとルーターを内蔵したカンタン監視カメラG-camなら、電源につなぐだけで届いたその日からリアルタイム監視が可能です。 炎天下の工事現場の熱中症対策にも、カンタン監視カメラG-camをぜひご活用ください。