現場の電源確保には「動く電源」ソラセルが便利!G-camとの併用シーンも紹介

造成地や災害復旧現場など、商用電源がない環境での工事は少なくありません。 しかし発電機による一時的な対応では、騒音や燃料の手配などの負担が生じます。そんな課題をサポートする方法として、太陽光を活用した電源確保の方法が注目されています。

本記事では、造成地・河川沿いの遠隔地・イベント会場など電源インフラが未整備な場所でも、安全管理や遠隔監視をスムーズに始められるソーラーバッテリーをご紹介します。

電源がない現場、監視や計測の設置を諦めていませんか?

多くの土木工事の現場では、初期段階で商用電源が整備されていないことが一般的です。造成地や仮設ヤード、災害復旧の現場などでは、仮設電源を引くまでに数日〜数週間かかることも少なくありません。

その間、電気が必要な作業は下記のような代替手段で対応しなければなりません。

・監視カメラの設置を後回しにして「人が目視で見回る」
・熱中症対策や騒音・振動計測を、作業員の勘や体感に頼る
・水位や風速などの変化をリアルタイムではなく、定時巡回で確認する
・発電機を使用して一時しのぎをするが、燃料手配・再始動の手間が大きな負担になる(騒音も発生する)

こうした対応では、突発的なリスク(熱中症、浸水、作業者の安全管理など)に即応できないことも考えられます。「電源がないから」「まだ電気が引けていないから」という理由で、安全管理や施工管理が後手に回るケースもあります。
つまり、「電源が整うまで必要な対策が行えない」という状況そのものが現場にとってのリスク要因です。

  • 「監視カメラを設置したいけど、電源が引けない」
  • 「河川の水位をリアルタイムで知りたいけど、商用電源がないから計測できない」
  • 「作業員の安全のために熱中症指標計や騒音計を置きたいけど、設置場所が限られる」

このような課題を解決に導くMIYOSHIの「ソーラーバッテリーソラセル」を、次章で紹介します。

MIYOSHIのソーラーバッテリー「ソラセル」とは?

MIYOSHIがレンタルを実施しているソーラーバッテリー「ソラセル」は、太陽光を利用して電力を供給できる自立型のソーラーバッテリーシステムです。電源のない場所でも、ソーラーパネルで発電した電力で、監視カメラなどへの電力共有が可能なソーラー電源です。

【ソラセルの特徴】
  • 1,200wh/100AHのバッテリーで「G-cam(監視カメラ)」がフル充電で1週間稼働する
  • 150Wの大容量ソーラーパネルで、条件が良ければ1日で500W分の電気の発電が可能
  • バッテリー1台につき、3枚のソーラーパネルが接続可能
  • 台風などの激しい雨でも浸水のおそれがない防水設計
  • 強風でも内部まで粉塵が入り込まない防塵設計
  • ソーラーパネルは自立型で、季節に合わせて角度調整が簡単にできて効率的

おすすめの使用方法は、同じくMIYOSHIがレンタルを実施しているカンタン監視カメラ「G-cam」との組み合わせです。配線が困難な山間部や、仮設電源を引き込む前の土木現場などで「カメラによる遠隔監視」が実現します。

影にも強い設計の「全並列パネル」がついたソラセルの詳細は、下記から資料をダウンロードしてご確認ください。

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なおカンタン監視カメラ「G-cam」とは、初期費用0円、月額9,800円からレンタルできる建設・工事現場向けの監視カメラです。

ソラセルの電源を入れるだけでカメラへの電源供給が開始されるため、複雑な配線は不要で設置に専門的な知識もいりません。電源工事なし・Wi-Fi不要・工具不要という手軽さで届いたその日に監視をスタートできます。

夜間は自動で赤外線に切り替わり、暗闇でも鮮明な画像で撮影できる「G-cam」の詳細は下記から資料をダウンロードのうえ、チェックしてみてください。

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監視・計測・安全管理に!ソラセルの主な5つの活用シーン

ソラセルの活用シーンは、主に下記の5つです。

  1. 土木・造成工事の初期段階に
  2. 河川・ため池・ダムなど遠隔地の監視に
  3. 熱中症対策として仮設エリアに
  4. 夜間作業・交通規制現場での投光器用電源に
  5. 災害時やイベント会場などの環境下に

シーン1.土木・造成工事の初期段階に

土木・造成工事の初期段階では、工事開始時に電源インフラが未整備の場合がほとんどです。準備段階からソラセルを活用すれば、電源工事を待たずにカメラによる遠隔監視や、騒音・振動計測器などの設置ができ、工事初日から安全・品質管理をスタートできます。

シーン2.河川・ため池・ダムなど遠隔地の監視に

山間部・河川沿い・ため池・ダムなどの遠隔地では、商用電源の確保が難しいことが少なくありません。ソラセルと水位計・G-camなどの組み合わせにより、離れた場所からでも河川の水位やダムの状況をリアルタイムで監視できます。


水害対策や設備保守の現場では、ソラセルの大容量バッテリーと太陽光発電による安定した電力供給により、従来の定時巡回から遠隔監視への移行が可能です。これにより異常の早期発見と素早い対応が実現します。

シーン3.熱中症対策として仮設エリアに

夏の暑い時期、現場作業における熱中症対策は課題の一つです。しかし、仮設の休憩所や作業エリアでは、電源の確保が難しく、熱中症指標計(WBGT計)や送風ファンなどの対策機器を設置できないケースも考えられます。

そこで役立つのが、ソラセルです。ソラセルは太陽光で発電した電気を内蔵バッテリーに蓄電できるため、熱中症指標計の24時間稼働に加え、休憩所の送風ファンやポータブル冷風機も安定して運転できます。

シーン4.夜間作業・交通規制現場での投光器用電源に

夜間の工事現場や交通規制が必要な場所では、照明確保が必須です。しかし、LED投光器やサイネージ機器は一時的に設置する用途が多く、配線や発電機を毎回設けるのは非効率です。

ソラセルなら工具不要で設置でき、静音・排気なしで周囲への影響も最小限に抑えながら十分な電力を供給できます。

シーン5.災害時やイベント会場などの環境下に

災害の復旧現場や屋外イベント会場などでは仮設電源の整備に時間がかかり、初期設定や情報伝達が遅れる場合があります。
ソラセルを使えば、仮設の環境下でもすぐに電力を供給できるため、G-camを使った状況確認や通信機器などのツールを素早く稼働させることができます。

電源の制約に縛られず、必要な時に必要な場所へ電力を供給する、「動く電源」として機能する点も魅力です。

電源のない場所で真価を発揮!ソラセルの特長4選

次に、ソラセルを導入すると得られる4つのメリットを紹介します。

  1. 無日照で最大1週間稼働できる安定の電力供給
  2. 過酷な環境にも対応できる安心の防塵・防水設計
  3. 自立型で日照・環境に合わせた角度調整もラクラク
  4. 従来の発電機と比べ周辺環境にやさしい静音・クリーン設計

特長1.無日照で最大1週間稼働できる安定の電力供給

ソラセルは、150Wの大容量ソーラーパネルと高性能バッテリーを搭載しています。晴天時にしっかり充電しておけば、たとえ数日間日照がなくても安定した稼働が可能です。

特に雨天や曇天が続く梅雨時期や台風接近時など、電力が途切れやすいタイミングでも最大約1週間(※)、連続して稼働することができます。これにより、G-camなどの監視カメラや水位計などの機器も稼働させやすくなり、緊急時の安心感につながる点もメリットです。

(※)使用機器の消費電力や設置環境により稼働時間は変動します。

特長2.過酷な環境にも対応できる安心の防塵・防水設計

ソラセルは、IP66(※)相当の防塵・防水性能を備えており、粉塵の舞う工事現場や、突然の大雨・台風にも耐えうる設計です。

(※)IP66……日本産業規格で防塵・防水に関する等級。あらゆる方向からの勢いの強い水しぶきに耐え、粉塵が中に入るおそれがない

強風が吹く仮設現場でも、内部への砂塵の侵入を防止するため、下記のようなメリットがあります。

・屋外での豪雨・水はねにも対応し、機器内部が水に触れる心配なし
・暑さや寒さ、湿気の多いエリアでも長期間安定して使用可能

「屋内用の製品では心配」「防水カバーの追加が面倒」などの悩みを解消し、過酷な環境の屋外でも置くだけで安定した電源供給が可能です。

特長3.自立型で角度調整もラクラク

ソラセル本製品のソーラーパネルは自立型で、角度の微調整が可能なブラケットを標準装備しています。これにより、現場の日照角度や設置スペースに応じて、高さや角度を細かく調整できます。最適な向きに設定することで、発電効率を最大限に引き出せる点もメリットの一つです。

季節に合わせた調整の例は、下記のとおりです。

  • 夏季は太陽の高度が高いため、約35°に設置
  • 冬季は太陽の高度が低いため、約50°の傾きに設置

固定設置だけでなく仮設移動にも対応しやすい軽量仕様に加え、設置時に脚立や工具が不要なため、作業者1人でも設置がスムーズです。
屋根上・地面・仮囲いの内外など、多様な場所でお客様自身で自由に置いていただけます。

特長4.従来の発電機と比べ周辺環境にやさしい静音・クリーン設計

発電機と異なり、ソラセルはガソリンなどの燃料を必要としません。そのため、稼働時の騒音や排気ガスが発生せず、静かでクリーンに電力を供給します。

住宅街に近い工事現場・夜間作業・あるいはイベント会場など、周辺環境への配慮が求められる場所でも、騒音や排気ガスによる影響を気にすることなく安心して使用いただける点もソラセルの特長です。作業環境や周辺住民への影響を最小限に抑え、快適で持続可能な現場運営をサポートします。

ソラセル×G-cam導入事例2選

最後に、ソラセルとG-camをかけ合わせて警備業務の効率化とサービス価値の向上を実現した事例をご紹介します。商用電源がない現場や、限られた設備での業務をどのようにDX化したのか、導入の背景や効果について詳しくみていきましょう。

  1. 警備業務をDX化!人+モノによる安心と効率の両立へ|株式会社J.SECURITY様
  2. G-cam04 × ソラセルでマラソン大会を可視化!映像で交通規制もスムーズに|株式会社埼玉シミズ様

事例1.警備業務をDX化!人+モノによる安心と効率の両立へ|株式会社J.SECURITY様

株式会社J.SECURITY様は、交通誘導や雑踏警備を主とする「2号警備」に特化した会社です。
少子高齢化による人手不足に対応しつつ、警備業務の省力化とサービス価値向上を目指してDX推進の一環として「G-cam04」とソーラーバッテリー「ソラセル」を導入いただきました。

導入の目的・人手不足への対策
・「人+モノ」による警備DXの推進・電源・通信インフラが未整備な現場への対応
G-cam04 × ソラセルを選んだ決め手【G-cam】
・通信の安定性とクラウド保存の安心感
・月額9,800円~のコストパフォーマンス・リアルタイム配信など基本機能に絞ったシンプルな設計
【ソラセル】
・電源や通信インフラのない屋外警備での、大容量・防塵防水仕様のソラセルの存在
導入効果
・映像によるリアルタイム監視と遠隔からの指示が可能に
・カメラがあること自体が抑止力となり、事故やトラブルの未然防止に貢献
・公園の駐車場では、閉園時の見回りをカメラと音声放送で代替し、コストと時間を削減
・クラウドとローカルに二重で録画できる安心設計により、万一の通信トラブル時も記録を確保できた
・ソラセルは屋外や電源の取れない場所での警備に欠かせない存在として活躍中

「G-cam04を使えばカメラ付き警備という新しい価値を提案できます。実際に競合との比較で差別化できたこともありました」とご担当者様。

株式会社J.SECURITY様では、警備の新しいあり方として「カメラを活かした安心の提供」に取り組み、G-cam04とソラセルの活用を広げています。

>>事例の詳細はこちら

事例2.マラソン大会を可視化!映像で交通規制もスムーズに|株式会社埼玉シミズ様

株式会社埼玉シミズ様は、埼玉県・栃木県・群馬県のイベントの企画から運営・警備、施設管理までをトータルでサポートする企業です。

2025年3月に開催された「さいたまマラソン2025」において、約14,000人のランナーが参加する大規模な交通規制のサポートに、G-cam04とソラセルをセットでご活用いただきました。

電源確保が難しい公道での設置でしたが、あらかじめ充電されたソラセルを活用することで電源工事の必要なく、スムーズなカメラの設置が実現しています。

導入の目的・現場の状況を映像で「見える化」し、迅速な判断・指示を可能にする
・他社と差別化できる「警備+α」の価値を提供する
G-cam04 × ソラセルを選んだ決め手・工具不要・専門知識不要で誰でも設置できる「設置の簡単さ」
・G-camの月額9,800円(税別)~レンタルできる「手頃な料金」
導入効果
・本部がリアルタイムで現場の状況を把握し、的確で素早い指示出しが可能に。警備の質が向上した
・ランナーの合間に通行人を通す「ランパス」地点では、リアルタイムな判断でトラブルを回避
・本部と現場スタッフ双方に安心感が生まれ、主催者からの信頼も向上
・ソラセルはソーラーパネルなしでも約1週間稼働でき、電源工事なしで運用できた点も高評価
・録画データのダウンロード・再生もWeb上で簡単に操作でき、イベント後の記録整理や振り返りにも有効

なお、「多くの人が行き交う状況での破損リスク」を考慮し、今回はソラセルのソーラーパネルは使用せず、バッテリーのみのご利用でした。
「フル充電で約1週間稼働するので、1日のイベントならパネルがなくてもまったく問題ありませんでした。こちらの要望に柔軟に対応してもらえた点も満足しています。」とご担当者様。

今後は複数のイベントで、カメラを使い回す形での活用も検討されています。「警備品質の向上と業務の効率化を両立する手段として、G-cam04とソラセルの有用性を実感している」とのお声をいただきました。

>>>事例の詳細はこちら

電源のない現場の即戦力に「ソラセル」を!

株式会社MIYOSHIがレンタルを実施しているソーラーバッテリー「ソラセル」は、商用電源の有無に左右されず、監視・計測を即日始められる心強いアイテムです。
自立型で簡単に設置できるうえ防塵防水性にも優れ、無日照でも1週間稼働できるバッテリーを搭載しています。

さらに「ソラセル」はカンタン監視カメラ「G-cam」との併用で、土木工事・イベント会場・災害復旧など、さまざまな現場の安全を支える縁の下の力持ちです。「電源がないから何もできない」と諦めず、「ソラセル」を導入し、電源のない現場の電力供給を手軽に実現しましょう。

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