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近年注目を集めているボディカメラは、警備業務から動画制作まで幅広い用途で活用されています。しかし、製品選びを誤ると期待する効果が得られないケースもあるので慎重に選ばなければなりません。
本記事では、おすすめのボディカメラ10機種を、活用シーン別に紹介します。また、選び方のポイントや注意点も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、株式会社MIYOSHIでは、初期費用、往復送料ともに0円の小型ボディカメラ「G-POKE(ジーポケ)」のレンタルを実施しています。
ハンズフリーで利用でき、165gと軽量のため長時間の使用でも身体への負担を最小限に抑えた利用が可能です。
タッチパネルで幅広い年代に優しい操作性を持つ「G-POKE」の詳細は、下記をクリックのうえ、資料をダウンロードしてチェックしてみてください。
※本記事の内容は2025年1月時点での情報です。
目次
ボディカメラを選ぶときの5つのポイント
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はじめに、ボディカメラを選ぶときのポイントを5つ紹介します。
おすすめを今すぐに知りたい方は、「活用シーン別おすすめのボディカメラ10選」をご覧ください。
ポイント1:画質・解像度
ボディカメラを選ぶ際は、イメージする画質や解像度が得られるかどうかをチェックしましょう。なぜなら、解像度によって映像品質が異なるからです。
フルHD(1920×1080) | 標準的な解像度で、十分な画質を確保できる |
---|---|
4K(3840×2160) | より細かい映像を撮影可能だが、データ容量は大きくなる |
カメラの解像度については下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
ポイント2:撮影時間・バッテリー
長時間の使用を想定している場合は、バッテリーの持続時間が長いモデルを選びましょう。長時間撮影を行う場合、バッテリー交換可能なモデルを選ぶと安心です。
撮影が長時間に及ぶときや本体への充電がすぐにできないような場合を想定して、予備のバッテリーを用意しておくと、バッテリー切れの心配をせずに撮影に集中できます。
特に、屋外や工事現場などでは充電がすぐにできないこともあるため、バッテリー駆動時間は慎重にチェックしましょう。
ポイント3:防水・防塵機能
屋外や工事現場などの環境下でボディカメラを利用する際には、防水・防塵機能の基準である「IP規格」が高いものを選びましょう。
IPとは、日本産業規格で防塵・防水に関する等級を定めたものです。IP規格は「IP66」のように2つの数字で防水・防塵機能の等級を表しています。
【IP等級の見方】 ・1桁目(防塵性能):0〜6段階(6が最高) ・2桁目(防水性能):0〜8段階(8が最高) |
IP規格の詳細については、下記の記事で詳しく解説していますので関心のある方はご覧ください。
ポイント4:操作性
ボディカメラを選ぶ際には、操作性のチェックも大切です。
例えば、工事現場のように埃や振動、衝撃が多い環境では作業中に手袋をしていることもあり、片手でボタンを押すだけで録画を開始できるなどのシンプルな操作が求められます。
また、スマートフォンのタッチパネルのように直感的に使えるモデルや見やすいメニュー構成なら、PC操作に慣れていないような人でもすぐに利用できます。
実際に手に取って操作感を確かめ、自分の作業環境に合ったものを選ぶことをおすすめします。
ポイント5:こだわり機能
ボディカメラを選ぶ際には、活用シーンにあわせた機能を搭載しているものを選びましょう。一例として、次のようなものが挙げられます。
撮影目的 | 必要な機能 | 詳細 |
---|---|---|
激しく動くシーンを撮影したい (野外活動やスポーツなど) | 手ぶれ防止機能 | 急激な動きでもブレを抑え、安定した映像を残せる |
人の視野に近い撮影をしたい | 広角レンズ | 画角が170°以上あれば、人の目で見ているようなシーンを撮影できる |
動画をSNSにアップしたい | Wi-FiやBluetooth機能 | PCやスマートフォンと連携し、撮影後すぐに動画を投稿できる |
夜間撮影をしたい | 夜間モードやナイトモード機能 | 夜間撮影でもノイズを抑えて鮮明な映像で撮影できる |
身につけて撮影できるウェアラブルカメラの選び方については、下記の記事でも紹介しているのでチェックしてみてください。
活用シーン別のおすすめのボディカメラについて、次章にて詳しく説明します。
【活用シーン別】おすすめのボディカメラ10選
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本章では、おすすめのボディカメラを、活用シーン別にご紹介します。
活用シーンに合わせて、お好みのカメラをチェックしてみてください。
【スポーツ・アウトドアにおすすめ】ボディカメラ3選
まずは、スポーツやアウトドアのシーンにおすすめのボディカメラを3つ紹介します。
アクティブなシーンでは、高いフレームレートや強力な手ブレ補正、防水性能を兼ね備えたボディカメラが適しています。
おすすめ1:GoPro HERO|GoPro, Inc.
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「GoPro HERO」は、スポーツやアウトドア活動に最適化された小型・軽量のアクションカメラです。重さ86g、指2本で持てるほどのコンパクトなサイズなため、アクティブなシーンでも邪魔にならず、素早く取り出して撮影できます。
価格 | 34,800円(税別) |
---|---|
特徴 | ・86gの超軽量設計 ・4K30fps動画撮影が可能 ・水深5mまでの防水性能 ・シンプルな操作(シャッターボタンを押すだけで撮影可能) ・スローモーション撮影対応 |
形態 | 購入 |
サポート体制 | メール |
GoPro HEROは、初心者向けに設計された使いやすさを重視したアクションカメラです。
おすすめ2:DJI Osmo Action 4|DJI JAPAN 株式会社
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出典:DJI Osmo Action 4|DJI JAPAN 株式会社
「DJI Osmo Action 4」は、防水ケースなしでも水深18mまで撮影可能、夜間や薄暗い場所でも鮮明な映像を記録できるなど、さまざまなアクティビティに対応したボディカメラです。強力な手ぶれ機能も搭載しているため、激しい動きのスポーツシーンでも活躍します。
価格 | 33,880円(税込) |
---|---|
特徴 | |
形態 | 購入 |
サポート体制 | メール・チャット |
DJI Osmo Action 4は、長時間駆動可能なバッテリーと急速充電機能を備えており、長時間のアウトドア活動でも安心して使用できます。また、ー20度の低温環境下でも最大150分の撮影が可能です。
おすすめ3:Insta360 GO 3S|Insta360 Japan株式会社
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出典:Insta360 GO 3S|Insta360 Japan株式会社
「Insta360 GO 3S」は、親指サイズの超小型4Kアクションカメラです。重さもわずか39.1gの軽量設計のため、あらゆるアクティビティで使用しても邪魔になりにくいのも特徴です。
価格 | 36,800円(税込) |
---|---|
特徴 | |
形態 | 購入 |
サポート体制 | メール・チャット |
Insta360 GO 3Sは、AIジェスチャー操作機能や日本語音声操作対応により、手袋をしていたり、カメラに触れられない状況でも簡単に操作できます。
【Vlog・動画作成におすすめ】ボディカメラ2選
次に、Vlog・動画作成におすすめのボディカメラを2つ紹介します。
おすすめ1:DJI Action 2|DJI JAPAN 株式会社
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出典:DJI Action 2 |DJI JAPAN 株式会社
「DJI Action 2」は、1/1.7インチCMOSセンサーを搭載し、4K120fpsの高解像度撮影に対応しているため、鮮明で滑らかな映像を記録できるボディカメラです。
価格 | 34,100円(税込) |
---|---|
特徴 | |
形態 | 購入 |
サポート体制 | メール・チャット |
DJI Action 2は、スローモーションやタイムラプス・QuickClipなど、多彩な撮影モードでVlogや動画撮影をサポートします。また、HorizonSteady機能による水平維持やRockSteady 2.0の手ブレ補正により、動きの多いシーンでも安定した映像の撮影が可能です。
おすすめ2:Insta360 Ace Pro|Insta360 Japan株式会社
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出典:Insta360 Ace Pro|Insta360 Japan株式会社
「Insta360 Ace Pro」は、ライカと共同開発したレンズと1/1.3インチの大型センサーを搭載し、8K24fpsの高解像度撮影や4K120fpsのスローモーション撮影が可能なVlogや動画作成に最適な高性能ボディカメラです。
価格 | 64,800円(税込) |
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特徴 | |
形態 | 購入 |
サポート体制 | メール・チャット |
Insta360 Ace ProのVlog撮影に特化した機能として、ジェスチャーコントロールがあります。手をかざすだけで録画や写真撮影を制御できるため、両手が使えない状況でも簡単に操作可能です。
さらに、録画中断や録画取り消し機能は、不要なクリップを減らし編集の効率化にも役立ちます。
【セキュリティ強化・警備におすすめ】ボディカメラ3選
ボディカメラは、セキュリティ強化・警備に活用すると、作業員の安全性向上やトラブル発生時の状況把握などに役立ちます。
ここでは、セキュリティ強化や警備におすすめのカメラを3つ紹介します。
おすすめ1:G-POKE|株式会社MIYOSHI
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株式会社MIYOSHIが提供する「G-POKE」は、遠隔臨場や点検・工程管理、警備の遠隔管理、カスタマーハラスメント対策など、幅広いシーンで活用できる小型ボディカメラです。
防塵防水・手ぶれ補正・10倍デジタルズームなどさまざまな機能を搭載しながらも、大きさは縦100mm×横60mm×厚さ23mm・重さわずか165gと軽量です。そのため装着時のストレスが少なく、作業員の負担軽減につながります。
初期費用 | 0円 |
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月額費用 | 9,800円(税別)〜 |
特徴 | |
形態 | レンタル |
サポート体制 | 電話・メール |
G-POKEは、モバイルSIM内蔵のためインターネット環境の構築が不要で、届いてすぐにご利用が可能です。1週間の無料レンタルも実施しており、使用感を確かめてから契約できる点もメリットです。
馴染みのあるタッチディスプレイで、幅広い年代の方が操作しやすい「G-POKE」の詳細については、下記のボタンをクリックのうえ、資料をダウンロードして確認してみてください。
なお、下記の記事はパトロールに「G-POKE」を導入して警備員のトラブル防止やクレーム対応に活用している警備会社様の事例を紹介しています。導入イメージが湧きやすくなりますので、ぜひご覧ください。
おすすめ2: DrivePro Body 70|トランセンド株式会社
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出典:DrivePro Body 70|トランセンド株式会社
「DrivePro Body 70」は、本体とカメラユニットで構成されており、柔軟な装着が可能なボディカメラです。また、2Kの高解像度録画と高感度イメージセンサーにより、低光量環境でも鮮明な映像を記録できます。
価格 | 94,200円(税別)※Web価格89,400円(税別) |
---|---|
特徴 | |
形態 | 購入 |
サポート体制 | 電話・メール |
DrivePro Body 70は、BluetoothとWi-Fi機能を備えており、専用アプリを通じて設定変更やライブストリーミングが可能です。緊急時の迅速な対応や遠隔からの状況確認ができるようになり、セキュリティの強化にも役立ちます。
おすすめ3:VB400|MOTOROLA SOLUTIONS
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「VB400」は、MOTOROLA SOLUTIONSが開発した頑丈な作りの身体装着型カメラです。フルHDの高解像度録画と0.2luxの低照度対応により、あらゆる状況下で鮮明な映像録画ができます。また、最大12時間の長時間バッテリーにより、長時間の警備業務にも対応可能です。
初期費用 | 0円 |
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月額費用 | 要問い合わせ |
特徴 | |
形態 | レンタル |
サポート体制 | メール・電話 |
VB400は、IP67規格の防塵・防水性能を備え、米軍規格MIL-STD-810Gに準拠した耐久性を持っているため、過酷な環境下でも安定して使用できます。
【業務効率化におすすめ】ボディカメラ2選
先ほど紹介した株式会社MIYOSHIの「G-POKE」は、本部とのリアルタイムでの情報共有や、状況を把握し遠隔地にいても指示を出せるなど、業務効率化にもおすすめです。
ここでは、G-POKEのほかに業務効率化に適しているボディカメラを2つ紹介します。
おすすめ1:Xacti LIVE|株式会社ザクティ
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「Xacti LIVE」は、株式会社ザクティが開発したウェアラブルカメラシステムです。システムの中核となるのは、カメラヘッド部分はわずか29gという超軽量の「CX-WL100W」で、作業者の視点から高品質な映像をリアルタイムで配信します。
初期費用 | レンタルプラン:30,000円(税別) 購入プラン:99,000円(税別) |
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月額費用 | レンタルプラン:9,900円(税別) 購入プラン:3,980円(税別) |
特徴 | |
形態 | 購入またはレンタル |
サポート体制 | メール |
Xacti LIVEは、リアルタイムの映像共有と双方向音声通信機能により、問題発生時の迅速な対応や作業者への的確な指示が可能です。
おすすめ2:ネームプレート型ウェアラブルカメラ Driveman NC-1|アサヒリサーチ株式会社
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出典:ネームプレート型ウェアラブルカメラ Driveman NC-1|アサヒリサーチ株式会社
「Driveman NC-1」は、ネームプレート型の小型ウェアラブルカメラです。フルHD解像度での高品質な映像撮影ができ、最大8時間の連続駆動ができる充電式バッテリーを搭載しています。大容量のバッテリーにより、1日の業務をほぼカバーできる長時間の記録が可能です。
価格 | 40,150円(税込) |
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特徴 | |
形態 | 購入 |
サポート体制 | メール |
NC-1の特徴的な点として、表面にネームプレートを貼り付けられることがあげられます。見た目ではボディカメラを装着しているとわからないため、カスタマーハラスメントやパワーハラスメント対策にも有効です。
ボディカメラを活用するときの2つの注意点
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ボディカメラを活用するときの注意点は、大きく2つあります。
ボディカメラを活用するときの注意点 | 詳細 |
---|---|
安全面 | |
プライバシーへの配慮 |
特に、ボディカメラで撮影した映像は個人情報に該当するため、取り扱いに十分気をつけなければなりません。撮影時のプライバシーへの配慮が足りない場合、トラブルや法的問題に発展するおそれもあります。
カメラ映像のプライバシーに関しては、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ、併せてご覧ください。
参考:ボディカメラと「アクションカメラ」「ウェアラブルカメラ」との違い
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ボディカメラは「アクションカメラ」「ウェアラブルカメラ」と呼ばれることもあります。それぞれのカメラの機能や性能には大きな違いがない場合が多いですが、一般的には次のように区別されています。
種類 | 主な特徴 | 活用例 | 備考 |
---|---|---|---|
ボディカメラ | 小型で軽量、身に着けて撮影することを目的としたカメラ | 警備・警察・駅員などの業務記録、個人のvlog撮影など | 証拠撮影や記録としての利用が多い |
アクションカメラ | 激しい動きのなかでも安定した撮影ができるように設計されたカメラ | スポーツ・アウトドア・モータースポーツなど | アクティブなシーンでの利用を想定されており、臨場感あふれる映像を撮影するのに適している |
ウェアラブルカメラ | 身につけて撮影する小型カメラの総称 | 日常生活の記録・旅行・サイクリングなど | ボディカメラ、アクションカメラも含まれ、さまざまなシーンでの撮影に活用されている |
カメラを選ぶ際には、これらの違いを理解して選ぶと満足のいく撮影ができるようになります。
ボディカメラはシーンにあわせて選び、効率良く使おう
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ボディカメラは多くの種類があり、活用シーンにあわせて選ぶと効率よく利用できます。画質や防水・防塵機能など、カメラの特徴をよくとらえて、目的と予算にあったカメラを選びましょう。
株式会社MIYOSHIが提供する「G-POKE」は三脚に固定し、定点カメラとしても活用できるため、工事現場のセキュリティ強化や警備、店頭でのカスタマーハラスメント対策など、幅広いシーンで柔軟にお使いいただける小型ボディカメラです。
初期費用0円で、1週間の無料レンタルも実施している「G-POKE」の詳細は、下記のボタンをクリックのうえ、資料をダウンロードしてチェックしてみてください。