防犯カメラを設置する効果は?設置するときのコツや注意点も解説
防犯カメラを設置すると、「見られている」という心理から防犯への効果が期待できます。その他にも、さまざまな効果が考えられるため、防犯カメラは数多くの現場で設置されているのが現状です。
本記事では、防犯カメラを設置することで得られる効果や設置する際のコツ、注意点について詳しく解説します。
なお、株式会社MIYOSHIでは、モバイルSIM・設定済みルーター内蔵でネットワーク設定が不要なカンタン監視カメラ「G-cam」を提供しています。
1週間の無料お試しもできる「G-cam」の詳細は、下記からサービス資料をダウンロードのうえご確認ください。
目次
防犯カメラの設置で期待できる7つの効果
防犯カメラを設置すると、犯罪抑止や監視などのさまざまな効果が期待できます。主な効果は次のとおりです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
効果1.犯罪の抑止
防犯カメラの設置は、店舗や住居・工事現場・駐車場など、さまざまな場面で犯罪を抑止する効果が期待できます。犯罪を犯そうとする者は、証拠が残るリスクを避ける傾向があるからです。
防犯カメラの存在を示すことで、犯罪者が行動を躊躇し、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
効果2.監視によるセキュリティ強化
防犯カメラを設置すると、監視によるセキュリティ強化が期待できたり、守られているという安心感が得られたります。
例えば資材置き場のような人気の少ない場所は、盗難被害に遭いやすい場所です。
そのような無人になる場所に防犯カメラを設置し、パソコンでカメラ映像を確認できれば、不審者の侵入に気付きやすくなり、犯罪の未然防止につながります。
効果3.事故・事件などの証拠保全
録画可能な防犯カメラを使用していると、万が一トラブルが発生したときに残された映像が証拠となるケースがあります。そのデータが、トラブルの早期解決や犯人の特定につながるかもしれません。
ただし、データを証拠として残したい場合は次の点に注意しましょう。
- 画素数は200万以上のものを使用する
- 夜間や暗い所でも撮影可能なものを選ぶ
- カメラの日時設定を正しくおこなう
- カメラの角度を調整する
防犯カメラを正しく設置・使用することで、事故や事件の被害にあった際の証拠として使用できる可能性が高くなります。
なお、株式会社MIYOSHIがレンタルをおこなっているカンタン監視カメラ「G-cam」は、最高画素数500万画素・赤外線照射距離50mで24時間監視が可能なため、昼夜問わずクリアな画像が残せます。
- 【カンタン監視カメラ「G-cam」のおすすめポイント】
- カンタン設置
モバイルSIMと内蔵ルーター搭載で、配線工事やネットワーク設定が不要。電源に接続するだけで利用可能 - リアルタイム確認
専用アプリを使用すれば、手元のデバイスで録画映像をネット経由でリアルタイムに確認可能 - 防塵防水
全機種がIP66相当の防塵防水機能を搭載。ドームレンズで耐久性が高い - 初期費用0円
初期費用は不要で、月額費用のみかかる。必要な台数だけを設置でき、コストを最小限に抑えられる
G-camは監視や防犯目的はもちろん、進捗管理や業務の効率化など、さまざまな用途で活用できる監視カメラです。1週間の無料お試しもできるカンタン監視カメラ「G-cam」についての資料は、下記から気軽にダウンロードしてご覧ください。
効果4.工程管理・安全管理
防犯カメラは犯罪の抑止力としてだけでなく、業務上の効率化や安全管理にも役立ちます。
例えば、建設現場や工事現場に複数の防犯カメラを設置することで、オフィスや他の場所からでもリアルタイムで進捗状況の管理や材料の確認などが可能です。
また、防犯カメラは災害や悪天候時などの安全確認にも適しており、カメラの映像を通じて現場の安全状況を詳細に把握し、より迅速な対応をすることができます。
効果5.従業員による内部不正抑止
防犯カメラをオフィスや現場に設置することで、外部からの犯罪だけでなく従業員による内部不正抑止にも効果的です。例えば、次のようなことを未然に防げるようになります。
- 横領・窃盗:現場の資材や工具、現金などを不正に持ち出す
- 情報漏洩:PC内の秘密情報や重要資料などを外部に持ち出して漏洩する など
内部不正はあってはならないことですが、防犯カメラの存在によって不正行為を思い留まらせる効果が期待できます。
効果6.問題行動やマナー違反防止
防犯カメラは、パワハラをはじめとした問題行動防止も期待できます。また、ポイ捨てやゴミの違法投棄などマナー違反の防止にも効果的です。
なぜなら、防犯カメラを設置することで「見られている」という意識が働き、ハラスメントやマナー違反にブレーキがかかりやすくなるからです。
なお、社内に防犯カメラを設置することは法的にも問題ありません。
しかし、ずっと監視されていると感じた従業員にストレスが溜まるおそれがあるので、「事前の周知徹底」や「責任者を決めて映像を管理する」などの配慮が必要です。
効果7.遠隔地でも監視可能
防犯カメラがネットワークにつながっていれば、離れた場所からでもスマートフォンやPCなどのデバイスを使って、工事現場や建設現場の監視ができる遠隔臨場が可能です。
加えて、建設現場や工事現場でトラブルが発生したときでも社内からすぐに指示が出せるので、被害の拡大防止につながります。
防犯カメラを設置するメリットについては、下記の記事にて詳しく紹介しているのでご一読ください。
防犯カメラの設置メリット6選!タイプ別のメリットや活用事例も紹介
防犯カメラの設置が効果的だった事例2選
防犯カメラを導入して効果的であった事例を2つ紹介します。
防犯カメラの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。なお、ここで紹介するのは、いずれも株式会社MIYOSHIが提供するカンタン監視カメラ「G-cam」を使用した事例です。
事例1.資材置き場の監視にカメラを導入|川口土建工業株式会社様
川口土建工業株式会社様は、1921年の創業以来、地域に根ざした公共事業やマンション関連事業など、さまざまな建築を手がけている企業です。
大規模な現場では工事期間が2年を超え、大量の資材や高価な機材を屋外で保管することから、盗難などのリスクに懸念を抱いていました。
そのため、資材置き場などを監視する何か良い手立てはないかと探していたところ、他の現場の所長さんからの推薦もあり、「G-cam」を導入しました。
背景 |
|
---|---|
対策 |
|
成果 |
|
G-camを導入した結果、期待していた盗難防止効果のほか、移動中でも簡単にリアルタイムで画像をチェックできるなどの喜びの声もいただいています。
事例の詳細は、下記からご覧ください。
事例2.集荷場に「G-cam」を導入して業務効率アップ|カルビーポテト株式会社様
カルビーポテト株式会社様は、1980年創業のジャガイモをはじめとした農産物の購入や貯蔵・販売を手がける企業です。
また、ポテトチップスをはじめとした農産物加工品の商品開発・製造販売でも知られています。
カルビーポテト株式会社様では、ジャガイモの収穫時期に集荷場が混み合う問題が発生していました。そこで、問題を解決するためにG-camを導入し、業務効率化を図りました。
背景 |
|
---|---|
対策 |
|
成果 |
|
このように、防犯カメラは防犯や監視の目的以外にも、遠隔から現場の状況を確認して行動できるため作業効率の向上にも効果を発揮します。
事例の詳細は、下記からご覧ください。
防犯カメラの効果を最大化させる3つのコツ
ここからは、防犯カメラの効果を最大化させる3つのコツを紹介します。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
コツ1.目的に合った設置場所を検討する
防犯カメラの効果を最大化するためには、カメラの設置場所は十分検討して選ばなければなりません。目的によってポイントを押さえた場所に設置しましょう。
目的に対するおすすめの設置場所や方法の一例を、下表にまとめました。
目的 | おすすめの設置場所・方法 |
---|---|
盗難防止 | 侵入経路となりやすい出入り口付近 |
犯罪者への威嚇 | 建物の内側でなく外側に向ける |
工事現場での資材の盗難防止 | 高額な資材が保管されることが多い資材置き場 |
なお、出入り口に設置する際には、「後頭部ばかりが映る画角」や「扉でレンズが遮られる」といった問題が起こりがちです。これらの点に注意して設置場所を選びましょう。
コツ2.逆光を計算する
防犯カメラの効果を最大限発揮させるためには、逆光の計算もしなければなりません。なぜなら、逆光で撮影すると画面が白飛びしてしまい、映像が役立たなくなるからです。
逆光になる主な理由は、次のとおりです。
- カメラに日光が差す時間帯がある
- 蛍光灯の近くに防犯カメラを設置している
逆光で映像が白飛びするような場所に設置する際は、あらかじめ逆光補正機能があるカメラを選びましょう。
コツ3.死角を計算する
防犯カメラを設定する際は、死角を計算することもポイントです。具体的には、下記のような場所に「死角」が存在します。
-
【死角が存在しやすい場所】
- カメラの真下
- カメラに近すぎる場所
- 物の影
防犯カメラの効果を最大限発揮させるには、複数のカメラで死角を補うように設置しましょう。また、カメラの購入前なら、より死角の少ないPTZ型などを選んで購入するのも一つの手です。
下記の記事では、防犯カメラの死角についてレンズの種類や設置場所などを詳しく解説しています。併せてご覧ください。
防犯カメラを設置する際の4つの注意点
防犯カメラを設置するときは、下記のようなことに注意しなければなりません。
どのようなことなのか、1つずつ解説します。
注意点1.プライバシーの侵害や個人情報の取り扱いに関するリスクがある
近年、防犯カメラの性能は細部まで識別できるなど進化しており、「誰が・いつ・何をしているのか」が記録に残りやすく、プライバシーを侵害するリスクが高くなりました。
そのため、残された映像から個人が特定できれば、映像は「個人情報」として取り扱われます。防犯カメラを設置・運用するときには、個人情報保護法やガイドラインを遵守しなければなりません。
具体的には、目のつきやすい場所に防犯カメラの「利用目的」を貼ると、周囲の人も「なぜカメラが設置されているのか」がわかって安心です。
また、撮影中であることを掲示し、映像に関する問い合わせ先を明示するなど、必要な対策を講じておきましょう。
参考:個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)|個人情報保護委員会
個人情報の取り扱いについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。
防犯カメラ・監視カメラの映像は個人情報にあたる?設置時の注意点を解説
注意点2.犯罪を完全に防げるわけではない
防犯カメラを設置して存在をアピールしても、必ず犯罪を防げるわけではありません。
例えば、悪意のある者が防犯カメラの死角を利用したり顔を隠して犯罪をおこなったりすると、犯人を特定するのが難しくなります。さらに、映像に残らない遠隔操作の犯罪も発生するかもしれません。
防犯カメラは、あくまで犯罪を抑止するための機器であることを認識し、戸締りの徹底や強化ガラスの使用・警備員の配置など、複数の防犯対策を組み合わせることが重要です。
注意点3.サイバー攻撃や不正アクセスのリスクがある
ネットワークにつながっているカメラの場合、サイバー攻撃や不正アクセスのリスクが高まります。例えば、次のような状況下ではサイバー攻撃や不正アクセスのリスクが高まります。
-
【サイバー攻撃や不正アクセスのリスクが高まる状況例】
- 24時間インターネットにつながっている
- IDやパスワードを工場出荷時から変更していない
- 防犯カメラのセキュリティ対策が不十分
- 防犯カメラのシステムがアップデートされていない
防犯カメラをネットワークにつなげるときは、定期的なパスワード変更やファームウェア(機器のシステムを制御するためのソフトウェア)のアップデートをおこなうなど、カメラ側のセキュリティ対策を怠らないようにしましょう。
注意点4.「設置しているから安心」と油断することがある
「設置しているから安心」と油断することで、その隙を突かれて被害に遭うこともあります。
設置後も、定期的に防犯意識を高めるための教育や訓練をおこない、普段からの注意を怠らないことが大切です。加えて防犯カメラのメンテナンスも忘れずにおこないましょう
防犯カメラと併せて、人感センサーライトや防犯ガラスなどを利用した多面的な防犯対策も有効です。
防犯カメラのダミー設置は逆効果?
低コストで設置できるダミーカメラでも、犯罪抑止効果の期待は持てます。
しかし、犯罪者によってダミーと見抜かれることもあります。「ダミーがあるということは、本物のカメラがないはず」と、狙われやすくなるおそれがあり、逆効果になりかねません。
またクオリティーが高いダミーであっても、配線がなかったり本来ならカメラが設置できない場所に置かれていたりすると、盗みのプロには見抜かれてしまいます。
ダミーカメラにおける犯罪者の心理などを下記の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
防犯カメラは効果が期待できる場所や方法で設置しよう
防犯カメラを設置すると、次のような効果が期待できます。
- 犯罪の抑止
- 監視によるセキュリティ強化
- 事故・事件などの証拠保全
- 工程管理・安全管理
- 従業員による内部不正抑止
- 問題行動やマナー違反の防止
- 遠隔地からでも監視可能
ただし、「防犯カメラを設置しているから安心」と油断していると、隙を突かれて犯罪に遭うこともあります。防犯への対策はカメラだけに頼らず、多方面で実施しましょう。
多様なシーンで効果的にカメラを活用するなら、カンタン監視カメラ「G-cam」がおすすめです。屋内はもちろん、IP66の防水機能が搭載されているため屋外でも使用できるほか、赤外線機能付きで24時間撮影できます。
1週間の無料お試しもできる「G-cam」の詳細が気になる方は、下記のボタンから資料を無料ダウンロードしてご確認ください。