防犯カメラで夜に映らない問題を解決!2つの有効機能や対策を紹介
結論からお伝えすると、防犯カメラは夜でも映すことが可能です。しかし、夜間の撮影は暗くて見えにくかったり、白くボケて何が映っているか判断しにくかったりすることも少なくありません。
そこで本記事では、防犯カメラが夜に映らない原因や対処法などを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社MIYOSHIでは、夜間でもしっかり防犯対策ができる赤外線機能付きのレンタルカメラ「G-cam(ジーカム)」を提供しています。
1週間の無料お試しができる「G-cam」の詳細は、下記から資料をダウンロードのうえご確認ください。
目次
防犯カメラが夜に映らない主な3つの原因と対処法
防犯カメラの映像が夜に映らない原因は、主に次の3つが考えられます。
対処法とともに紹介しますので、防犯カメラが夜に映らない場合、まずはこの3つから試してみてください。
原因1.撮影対象との距離
前提として、赤外線機能がついた防犯カメラを使用すると、暗い環境や暗闇でも効果的な監視が可能になります。赤外線の届く距離はカメラによって異なりますが、通常15m〜30mほどです。
また、暗い環境下でもクリアで詳細な映像を提供するために設計される「暗視補正機能」は、豆電球ほどの光源が必要になります。
細かな機能の解説は後述しますが、赤外線機能や暗視補正機能が付いたカメラで夜に映らない場合、「赤外線が遮断されている」「光源が遠すぎる」などの原因が考えられます。
以上のことを踏まえての対処法は、次のとおりです。
- 【対処法】
- 「カメラ」と「映したい場所」の間に光を遮断しているものがないか確認する
- カメラを光源に近づける・光源を増やす
防犯カメラの持つ能力を、最大限に引き出せるような工夫が必要です。
原因2.カメラの高さと角度
なるべく広く撮影しようと高い位置にカメラを取り付ける場合、光や赤外線が十分に届かず、不明瞭な映像になっていることがあります。
また、取扱説明書とは異なる使用方法で角度を設定した場合、水滴がカメラ内部に侵入し故障や不具合の原因になりかねません。
対処法は次のとおりです。
- 【対処法】
- 取扱説明書に沿った高さや角度でカメラを設置する
- 専門業者に取り付けてもらう
防犯カメラの設置台数が多い場合や撮影に失敗できない状況の際は、専門の業者に取り付けてもらうのが安心です。
原因3.機能的な問題
そもそも、防犯カメラに「 夜間撮影が可能な機能」が備わっていないことも考えられます。対処法は次のとおりです。
- 【対処法】
- センサーライトや防犯灯などで周囲を明るく照らす
- 赤外線や暗視補正機能がついたカメラに買い替える
これから防犯カメラの購入をお考えの方で夜も映したい場合は、夜間も映せる機能がついたカメラを選びましょう。次の章で、夜でも効果的な監視が可能になる防犯カメラの機能について詳しく解説します。
防犯カメラで夜に映すための2つの機能
防犯カメラで夜に映すために有効な機能として、下記の2つを紹介します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
機能1.赤外線
赤外線機能付きのカメラは、夜間撮影をおこなうために開発されたカメラです。 赤外線光を使用して対象物を照らし、カメラの中のイメージセンサーが反射をとらえて映像を生成します。
赤外線カメラの特徴は、下記のとおりです。
- 【赤外線カメラの特徴】
- 真っ暗闇でも撮影可能
- 基本的に白黒映像
- 赤外線が届く範囲内(約15m〜30m)で撮影可能
赤外線カメラは、夜間は真っ暗になる工事現場や駐車場、倉庫などでの使用に向いています。赤外線カメラの仕組みやメリットを下記の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
機能2.暗視補正
暗視補正カメラは、「 暗視補正機能」によって撮影ができるカメラです。暗視補正機能とは、光源が少なく薄暗い場所でも自動で感度を増幅してくれる機能のことをいいます。
暗視補正カメラの特徴は、下記のとおりです。
- 【暗視補正カメラの特徴】
- 豆電球程度の光源があれば撮影できる
- 基本的にカラーで映る
映像をカラーで映したい場合や、街灯などがある住宅街・商店街などでの使用におすすめです。暗視カメラについての詳細を下記の記事で解説していますので、関心のある方はご一読ください。
暗視カメラとは?仕組みやメリット、赤外線カメラとの違いを紹介
夜間の撮影に強いおすすめ防犯カメラ4選
夜間撮影におすすめの防犯カメラを、特徴とともに下表にまとめました。
モデル | G-cam02 | Safie One | VIVOTEK FD9389-EHV-v2(SF) |
Synology BC500 |
---|---|---|---|---|
価格 | 9,800円 /月〜 ※レンタルのみの提供 |
41,800円 | 54,860円 | 33,800円前後 |
屋外/屋内 | 屋外・屋内用 | 屋内用 | 屋内用 | 屋外用 |
タイプ | PTZ型 | ドーム型 | ドーム型 | BOX型 |
画素数 | 最高500万画素 | 200万画素 | 最高500万画素 | 要問い合わせ |
赤外線 | 照射距離50m | 要問い合わせ | 照射距離30m | 照射距離30m |
ズーム | 光学5倍 | 任意の場所を最大8倍 | 要問い合わせ | なし |
防塵防水機能 | IP66相当 | なし | IP66 | IP67 |
記録媒体 | ・SDカード ・クラウド(オプション) |
クラウド | SDカード | SDカード |
動体検知 (人感センサー) |
あり | あり | あり | あり |
音声機能 | あり | あり | あり | あり |
特徴 | ・レンタルサービス ・夜間には自動で赤外線に切り替わる |
・従来の防犯カメラでは判別不可能だった文字も見える | ・IK10の耐衝撃性を備えている(※) | ・人や車が境界線を越えたら自動的に警報を受け取れる |
※IK10は、40cmの高さから落ちる5kgの衝撃に耐えられる仕様のこと
なお、多様な防犯カメラの種類の中から選ぶ際は、下記のようなポイントで確認するのがおすすめです。
- 【夜も映せる防犯カメラの選定ポイント】
- 屋内用か屋外用か
- 対象の場所に光源はあるか
- 解像度はどの程度必要か
- 音声を捉えたほうがよいか
- 人感センサーは必要か
目的によって「 外せないポイント」を押さえておくと、カメラ選びで失敗するリスクを減らせます。
防犯カメラで夜も映すなら「G-cam」がおすすめ
株式会社MIYOSHIが提供する防犯カメラ「G-cam」は、 最大50mの赤外線照射で夜間もしっかり監視できるレンタルカメラです。
周りの光を検知して自動でモードが切り替わるため、面倒な設定も必要ありません。
その他のG-camの特徴は、下記のとおりです。
- 【G-camの主な特徴】
- 赤外線モード&最高500万画素の高画質で夜でも安心
- ネットワーク設定が不要で、電源1つで簡単に設置できる
- IP66相当の防塵防水機能を備え、過酷な屋外の設置にもおすすめ
- カメラの送料・返送料も無料
- どの機種でも初期費用0円
- 全天候型
次の画像は、 「G-cam」で撮影した夜間の様子です。白黒とはいえ鮮明に映っていることがわかります。
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監視だけじゃない!防犯カメラで夜を映す4つのメリット
実は、防犯カメラで夜間に撮影する目的は 監視だけではありません。ここでは、「監視以外」の目的で防犯カメラで夜を映すメリットを4つ紹介します。
さまざまなメリットを把握しておくと、1台の防犯カメラを多面的に活用できるのでおすすめです。
メリット1.人件費の削減
例えば警備業務では、防犯カメラで夜も現場の様子を映せるようにすることで、夜間の広範囲な見回りに費やす警備員の 人件費を削減できます。
また、管理者がオフィスなどの離れた場所からでも現場の様子を確認できるため、移動時間や移動にかかる費用の削減が可能です。
メリット2.異常や異音の早期発見
工事現場や建設現場において、夜間の天候変化などによる「 設備の異常」や「異音の早期発見」につながる点も、防犯カメラのメリットです。
夜間に起こるかもしれない「人・野生動物の侵入」や、「機械の故障」を早期発見できる可能性が高まります。
メリット3.緊急時や非常時の状況把握や原因分析
自然災害などの 緊急時の現状把握が遠隔から迅速におこなえる点も、夜も映せる防犯カメラを設置するメリットです。さらに夜間の画像がカメラに鮮明に残っていると、事故や事件が発生した際の原因分析や大切な証拠の確保にもつながります。
メリット4.安全対策
責任者が夜間でも遠隔で確認できるため、 現場作業員の安全意識が高まり安全対策に効果的です。特に、夜間に作業をおこなう工事現場などの安全違反検出に役立ちます。
防犯カメラ設置の際の注意点
防犯カメラを設置する際は、「 個人情報保護法」に注意しなければなりません。具体的には、防犯カメラの設置場所に「利用目的」を貼る必要があります。
- 【利用目的の一例】
- 防犯目的
- 安全対策
- 交通量測量
防犯カメラが「 なぜ設置されているのか」がわかれば、近隣の方も安心です。目につきやすい場所に利用目的を貼りましょう。
防犯カメラの設置時に注意すべき点をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
防犯カメラ・監視カメラの映像は個人情報にあたる?設置時の注意点を解説
適正なカメラ選びで夜間撮影をしよう
防犯カメラが夜に映らない場合の原因として、下記の3つが考えられます。
- 最撮影対象との距離
- カメラの高さと角度
- 機能的な問題
防犯カメラで夜間に撮影するために、次の2つの機能を搭載したカメラを選びましょう。
- 赤外線機能
- 暗視補正機能
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