ライブカメラのメリット・デメリット、費用や設置方法を解説

ライブカメラは、インターネット回線を通じてリアルタイム映像を確認できるサービスです。さまざまなシーンで活用されていますが、建設現場や工事現場の安全管理・防犯対策に導入するケースも増えています。
この記事では、ライブカメラとは何か、メリットやデメリットを分かりやすく解説します。

ライブカメラとは

ライブカメラとは

ライブカメラとは、撮影した映像をリアルタイムに配信できるカメラのことです。
道路の混雑状況や観光地の様子、災害時には河川の増水状況や水位、天候の状況などを把握できるなど、幅広いシーンで活用されています。

また、建設現場や工事現場にライブカメラを設置することで、安全管理や防犯対策、工程管理にも役立ちます。

ライブカメラを設置するメリット

ライブカメラを設置するメリット

ライブカメラを設置するメリットは、以下の通りです。

防犯効果が期待できる

例えば、建設現場や工事現場にライブカメラを設置する場合、防犯対策ができるというメリットがあります。

昼間は多くの作業員が集まる現場も、夜間は無人になることがあります。
夜間を狙って資材置き場や事務所に侵入しようとする犯罪者に対しては、ライブカメラによる監視が有効です。

ライブカメラの映像を離れた場所から確認できれば、警察への通報も迅速に行うことができ、犯罪を未然に防げる可能性もあるでしょう。

安全管理に役立つ

建設現場や工事現場の作業員は、どうしても作業に集中してしまうため、広い視野での安全確認が難しくなってしまうことがあります。
また、作業員が一人で作業をしているときに事故が起きてしまうと、すぐに気づくことができず救急活動が遅れてしまう可能性もあるでしょう。

工事現場にライブカメラを設置すれば、離れた場所からでも安全確認を行うことができます
危険な作業が行われている場合はすぐに注意を促すことができ、万が一の事故の際はすぐに119番通報ができるなど、適切な対応を行うことができるでしょう。

複数の現場管理を同時にできる

複数の現場を管轄する現場監督の場合、毎日すべての現場に足を運ぶというのは、難しいケースがほとんどです。
現場と現場が離れた場所にあることも多く、1日に確認できる現場は1つのみということも珍しくありません。

しかし、建設現場や工事現場にライブカメラを設置しておけば、複数の現場の映像を同時に確認することも可能です。
毎日リアルタイムで進行状況を確認できるため、工期の遅れを防ぐことにもつながります

自然災害時に役立つ

工事現場にライブカメラを設置することで、自然災害時に役立つというメリットもあります。

地震や台風などの災害時にも、ライブカメラで現場の映像を確認できれば適切な対処を行うことができます。

また、現場が危険な状態になっていないかを離れた場所からでも確認できるため、作業員が事故やトラブルに巻き込まれるのを防ぐことにもつながります。

ライブカメラを設置するデメリット

ライブカメラを設置するデメリット

ライブカメラの設置には、メリットだけではなくデメリットもあります。
例えば、建設現場や工事現場にライブカメラを設置するデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

プライバシー侵害に注意が必要

現場にライブカメラを設置する場合、プライバシーの侵害に注意が必要です。

近隣住宅などがカメラの撮影範囲に入り込んでしまう場合、問題になることがあります。
ライブカメラの設置場所や撮影範囲、方向などに気を配り、現場以外の建物や住宅が移り込まないようにしましょう。

ランニングコストがかかる

ライブカメラは、24時間常に映像を撮影することになります。
そのため、限られた時間でカメラを回すよりも、電気代や通信費などのランニングコストが嵩む傾向にあります。
また、リアルタイム映像を確認するだけではなく、撮影した映像データを保存する場合、クラウドサービス利用料やHDDなどの記録媒体の購入にかかる費用も考慮しなければいけません。

ライブカメラの設置にかかる費用は?

ライブカメラの設置にかかる費用

ライブカメラの設置にかかる費用としては、1台あたり10万円程度が相場となっています。

これは有線LANでインターネットに接続するライブカメラの場合で、カメラ本体を購入するだけではなく設置のための配線工事が必要なため、1台あたりの設置費用が高額になるのです。

ライブカメラの設置費用を抑えるなら、配線工事が不要な無線LANタイプのカメラを選ぶと良いでしょう。また、カメラ本体の購入費用や通信費、クラウドサービス利用料などがすべて込みとなったレンタルカメラの活用もおすすめです。

防犯カメラやライブカメラの設置費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

ライブカメラの設置方法は?

ライブカメラの設置方法

どんなライブカメラを選ぶかによっては、設置費用をかけず、自分たちで取り付けを行うことも可能です。
ライブカメラを自分達で設置する場合は、配線工事不要な無線LANタイプ、Wi-Fi環境がなくても設置できるLTE回線タイプのライブカメラを選ぶようにしましょう。

また、建設現場や工事現場をはじめ、ライブカメラを屋外に設置する場合は、気温や気候、環境を考慮したうえで、適切なカメラを選ぶ必要があります。

取り付けが簡単で、屋外設置に適したライブカメラとしては、ぜひカンタン監視カメラG-camをご検討ください。

G-camはカメラ本体の取り付け・取り外しが簡単にできるため、100Vのコンセントにつなぐだけで、届いたその日からライブカメラの撮影を開始することができます。
ネットワーク設定も不要なため、撮影した映像は、スマホやタブレットからすぐに確認することが可能です。

また、G-camは初期費用無料で設置可能なレンタルカメラのため、月額費用(9,800円〜)のみの負担でご利用いただけます。業者に配線工事や取り付け工事を依頼する必要がないため、1つの現場に複数台のライブカメラを設置したいと考えている現場監督におすすめです。

工事現場に適したG-camの機種ごとの詳しい機能や月額費用については、お気軽にお問い合わせ下さい。