現場弁当の作り方、食中毒対策について
目次
現場の弁当は食中毒対策が重要!
力仕事がメインの現場は、ランチのお弁当での栄養補給がとても大事です。
現場によっては弁当の配達業者が入ることもありますが、手作り弁当を食べたいという方も多いはずです。
ですが、建設現場や工事現場は夏になると気温が高くなるため、現場に持って行くお弁当は中身に配慮し、食中毒に注意しましょう。
現場弁当の作り方、食中毒対策のポイント
現場に持って行くお弁当を作るときは、雑菌の繁殖を防ぐための対策が必要です。
続いては、夏の現場弁当作りで知っておきたい食中毒対策のポイントを紹介します。
生野菜や生ものは入れない
お弁当の彩りにミニトマト、きゅうり、レタスなどの生野菜を入れることがありますよね。
しかし、生ものはもちろん、水分を多く含む生野菜を現場弁当に入れるとお弁当が傷む原因になります。
現場弁当の食中毒対策としては、水分が出やすい生野菜や火を通していない生ものは避けるようにしましょう。
水分がでるおかずは入れない
煮物などの水分が出るおかずもお弁当が傷む原因になります。
食中毒予防のためにも、現場弁当に入れる肉や野菜は煮るのではなくしっかりと焼いて、水分が出ないよう注意しましょう。
おかずは火の通った揚げ物がおすすめ
夏の現場弁当には、から揚げや豚カツなど、しっかりと火の通った揚げ物がおすすめです。
揚げ物は水分がないため傷みにくく、特に豚肉は他の肉類と比較すると5~10倍のビタミンB1が含まれています。ビタミンB1には疲労回復効果があるので、夏バテしやすい夏の現場弁当に最適なおかずとしておすすめです。
抗菌効果のある食材を活用する
ショウガ、酢、大葉には抗菌効果があるため、食中毒対策に有効です。
ショウガを使ったショウガ焼きや大葉を使った肉巻きなどは、現場弁当のおかずとしてぴったりでしょう。
ただし、水分が残っていると傷みやすくなるので、お弁当に入れるときはしっかり水分を切ってから入れるようにしましょう。
自然解凍できる冷凍食品を活用する
加熱料理済みの冷凍食品は、自然解凍で食べられるものがあります。
自然解凍の冷凍食品のおかずをお弁当に入れると保冷剤の役割を果たすため、他の食材の傷みを防止する効果も期待でき、食中毒対策として有効です。
しっかり冷ましてから入れる
おかずを弁当箱に詰めるときは、しっかり冷ましてから入れるようにしましょう。
ごはんやおかずが熱いまま弁当箱に詰めてしまうと、湯気が弁当箱の中にこもって水分が出てしまうため、食中毒の原因になり兼ねません。
素手で食材に触らない
現場に持って行くお弁当箱におかずを詰めるときは、素手で食材に触らないように注意しましょう。
人の皮膚には常に常在菌があるため、水分や気温の上昇などが原因で菌が増殖してしまうことがあります。
現場弁当を安心して食べられるように、お弁当におかずを詰めるときは使い捨ての手袋などを着用するのがおすすめです。
仕切りを上手に活用する
現場弁当は、食材から食材に菌が移ることを避けるために、おかずとおかずが混ざり合わないような工夫が必要です。
お弁当の仕切りとしては、市販のカップなどを使うのも良いですが、殺菌効果のある青じそを活用するのも良いでしょう。青じそはレタスやきゅうりなどよりも水分が少なく、彩りが良いのも嬉しいポイントです。
お弁当箱の除菌も大事
現場弁当の食中毒対策としては、お弁当箱の除菌も重要です。
特に気をつけたいのが、パッキン部分です。お弁当箱のパッキンは水分のもれを防いでくれますが、おかずなどの汁が付着しやすい場所でもあります。
パッキンに汚れがついたままにしてしまうと雑菌の増殖の原因となるため、パッキンは毎回必ず外して洗うようにしましょう。
現場の安全管理には監視カメラも活用しよう
建設現場や工事現場では、食中毒対策以外にも、熱中症予防や事故防止のための安全管理が必要です。
現場に監視カメラを設置しておくと、離れた場所からでも現場の様子を確認することができ、体調不良の作業員や危険な作業にいち早く気づくことができるでしょう。
電源1つで簡単に設置できるG-camなら、手軽に現場の安全管理にご活用いただけます。
現場の安全管理のために監視カメラの設置を検討する際は、ぜひカンタン監視カメラG-camにご相談ください。