レジカメラでトラブル防止!導入メリットや選び方4選・おすすめの設置場所を紹介

レジカメラとは、レジ周辺やスタッフの手元を映し、会計時のやり取りや現金管理を記録する防犯カメラです。売上金の出入りが集中するため、不一致・内部不正・顧客とのトラブルが起こりやすい場所でもあり、レジカメラの設置が欠かせません。本記事では、レジ周りにカメラを設置する必要性やメリット、選び方などを紹介します。

軽量で手軽に使えるレジカメラなら、株式会社MIYOSHIのカンタンminiカメラ「G-POKE(ジーポケ)」がおすすめです。わずか165gの軽量設計で、カウンター上やレジ横に置いても邪魔にならず、小規模店舗でも導入しやすい点が特徴です。初期費用0円、月額9,800円からレンタルでき、初期費用を抑えての導入もできる「G-POKE」の詳細は、下記から資料をダウンロードしてご確認ください。

レジ周りにカメラを設置する必要性

レジは現金や商品の出入りが集中するため、下記のようなリスクが高まる場所です。

  • 売上金の不一致
  • 内部不正
  • 窃盗
  • お客様との金銭トラブル 
  • セルフレジでの商品のスキャン漏れや意図的な不正 など

レジ周りのトラブル対策として、レジカメラは有効な手段です。カメラがあることで「見られている意識」が自然と働き、犯罪やミスの抑止につながるメリットがあります。さらに、映像はトラブル発生時の証拠になるため、事実確認がスムーズで安心感の確保にも役立ちます。

小規模店舗はもちろん、セルフレジを導入する店舗でもレジ手元を確実に記録できるカメラの設置は、優先して検討すべき対策です。

レジにカメラを設置する主な4つのメリット

レジ周りにカメラを設置する主なメリットは、下記の4つです。

  1. 内部不正・外部不審者への抑止効果
  2. 顧客トラブル発生時の迅速な解決
  3. 店舗運営の効率化
  4. セルフレジ特有の課題解決

メリット1.内部不正・外部不審者への抑止効果

カメラが設置されていることが明確にわかる環境では、「見られている」という意識が働き、不正を働く従業員や不審者にとって心理的なハードルが高まります。それにより、不正行為そのものの抑止に効果的です。

例えば、下記のような不正の抑止につながります。

  • 従業員による売上金の抜き取り
  • 意図的なレジ操作ミス
  • 外部の不審者によるレジへの接触
  • 両替機を装った詐欺行為 など

死角になりやすいレジ周りを撮影することで、問題発生時にすぐに状況を確認でき、被害を最小限に抑えることも期待できます。

さらに効果を高めるには、入口から見える位置への設置注意喚起ステッカーの表示夜間対応の赤外線機能の併用などがおすすめです。

メリット2.顧客トラブル発生時の迅速な解決

会計時の受け渡し間違い、返金の有無などは主張が食い違いやすい論点の一つです。レジカメラで手元とレジ画面を同時に撮影し、時刻・担当者と紐づけて保存すれば、事実確認を迅速に行えます。

例えば、顧客トラブルで考えられるのは下記のようなケースです。

  • 「お釣りを受け取っていない」「金額が違う」などの金銭のやり取り
  • 「購入した商品が袋に入っていない」「注文したものと違う」といった商品受け渡し
  • 高圧的な態度で返金を求める、不当な要求をされる など

レジカメラがあれば映像記録を証拠として提示でき、事実関係を明確にしながら冷静かつ迅速に問題を解決するサポートとなります。また映像として残すことで、言った・言わないの水かけ論を防ぐことも可能です。顧客との信頼関係の維持や従業員との誤解回避、警察に被害届を出す際などにも役立ちます。

加えて、従業員の接客態度や業務プロセスを見直すための資料としても活用できる点もメリットです。

メリット3.店舗運営の効率化

レジカメラは、防犯やトラブル対応だけでなく、店舗運営を効率化するためにも活用できます。例えば、レジ周りの混雑状況を把握することで、スタッフの適切な配置や人員計画を立てるのに役立ちます。

スタッフが常に目を配らなくても映像で確認できるため、特に人手不足の店舗では効率的な管理が可能となり、安心と運営効率を同時に高められる点も魅力です。

メリット4.セルフレジ特有の課題解決

レジカメラで顧客の操作手元とセルフレジ画面を同時に記録することで、「操作ミスか意図的な不正か」を正確に判別できる点もメリットです。セルフレジでは、下記のような有人レジとは異なるトラブルが発生しやすいのが特徴です。

  • 商品のスキャン漏れ
  • 二重決済
  • 支払い未完了

また、操作に戸惑っている顧客の様子を映像で確認し、速やかに従業員がサポートに入ることで、スムーズな会計を促し、顧客の利便性向上に役立ちます。セルフレジ特有のリスクを映像でカバーすることで、顧客に安心して利用してもらえる環境を整え、導入効果の最大化が期待できます。

レジに適したカメラ選びのポイント4選

レジに置くのに適したカメラ選びには、大きく下記の4点のポイントを押さえておきましょう。

  1. 解像度と画質
  2. 録画機能・保存期間
  3. 設置場所と視野角
  4. 音声録音

ポイント1.解像度と画質

レジカメラを選ぶ上で最も重要なポイントの一つが、解像度と画質です。画質が不鮮明な場合、トラブル発生時に従業員の表情や手元、金銭のやり取りを正確に確認できず、証拠能力が失われてしまうおそれがあります。

レジ周りの状況を明確に記録するためには、最低でもフルHD(1920×1080ピクセル)以上の画質を持つカメラを推奨します。

画質見え方の目安
HD(1280×720ピクセル)・人物や大まかな動作は把握できるが、レジでの金銭の受け渡しや手元の小さな動きは判別しにくい
・証拠として使うには不十分なケース
フルHD(1920×1080ピクセル)・顔の表情や従業員の手元の動作まで確認でき、金銭の授受や商品の受け渡しを記録するのに十分
・レジ周りの防犯・トラブル対応に実用的な標準画質
4K(3840×2160ピクセル)・細部まで非常に鮮明に映るため、紙幣の種類や小さな商品ラベルまで判別可能
・証拠能力は高いが、データ容量やコストが大きくなるため導入は用途に応じて検討

また、暗い場所でも鮮明な映像が撮影できる「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」機能や、夜間や閉店後の監視にも対応できる「赤外線機能」があるかも確認しましょう。時間帯や照明の状況に左右されず、常に高品質な映像を記録できます。

ポイント2.録画機能・保存期間

レジカメラはトラブルが起きたときの証拠映像を残すことが大きな役割です。そのため、録画機能の性能と保存期間は必ず確認すべきポイントです。

保存期間が短すぎると、後日発覚した問題に対応できません。一般的には最低2週間、可能であれば30日以上の保存が望ましいといえます。

保存タイプは大きく下記の2つです。

  • クラウドに映像を保存するタイプ……クラウド保存は機器の紛失・盗難リスクがなく、離れた場所からでも映像を確認できる
  • SDカードやHDDに保存するタイプ……ランニングコストがかからない

どの程度の期間、映像を保存したいか、また運用コストをどう抑えたいかを事前に検討し、最適な保存方法を選びましょう。

防犯カメラの保存期間について、詳細を知りたい方は下記の記事もご覧ください。

ポイント3.設置場所と視野角

カメラをどこに設置し、どの範囲を撮影するかで効果は変わります。レジ周りは死角が生まれやすいため、手元の動作と顧客の表情の両方をとらえられる角度で設置することが理想的です。

広角レンズを搭載したモデルを選べば、レジ全体を一台でカバーでき、台数削減やコスト効率の向上につながります。

また、設置位置が高すぎると手元が映らず、低すぎると顧客の顔が写らないといった問題が生じます。そのため、設置環境を事前にシミュレーションし、必要に応じて可動式や首振り機能を備えたカメラを選ぶことが効果的です。

防犯カメラの死角をなくす方法については、下記の記事をご覧ください。

ポイント4.音声録音

映像だけでは状況の全体像を把握しにくい金銭のやり取りや顧客との会話内容を、音声で補完することで、トラブル発生時の証拠能力が向上します。

【音声が活用できる例】
・「お釣りを受け取っていない」というクレームに対し、映像で手元の動きを確認しつつ、音声で顧客と従業員のやり取りを記録することで、事実関係をより正確に判断できる
・従業員の接客態度や言葉遣いを確認し、教育に活かす

ただし、音声録音は個人情報保護や盗聴規制など法的な制約もともなうため、設置時には「録音しています」と告知する掲示や、録音データの保存期間を適切に設定することが必要です。

参考:防犯カメラと個人情報保護法の取扱い

レジ周りの防犯カメラなら「G-POKE」がおすすめ

株式会社MIYOSHIがレンタルを実施している「G-POKE」は、胸元への装着やレジ横に置くだけで、現場で撮影した映像を遠隔から確認できるカンタンminiカメラです。

わずか165gという軽さで、身体に負担をかけることなく装着が可能です。装着したままでもスムーズにレジ業務を行いながら手元やお客様とのやり取りを自然に記録でき、防犯対策に役立ちます。

映像だけでなく音声も録音できるため、金銭のやり取りや顧客との会話内容を正確に記録し、トラブル発生時の強力な証拠保全にも活用できます。

また、現場でのトラブル・異常発生時には、G-POKE本体横にある赤色の「SOSボタン」を長押し(下記の画像参照)することで、バックヤードや離れた本部にすぐにSOSサインを送れる仕組みです。従業員が一人で対応せざるを得ない状況でも、迅速にサポートを呼び込めるため、安全対策としてはもちろん、心理的な安心感も高められるのが特徴です。

▲赤色のボタンの長押しで遠隔にサインが送れる

▲バックヤードや本部で監視しているモニターに赤く表示される

「G-POKE」は、下記の理由から大切な一瞬も逃さず撮影できます。

  • 大型の監視カメラでは死角になってしまう手元なども、手軽に設置できる
  • オンライン・オフライン両方での使用が可能
  • 万が一の停電の際も暗視機能で暗闇を鮮明に映せる

営業日15時までのご注文で即日発送で、思い立ったらすぐに使える「G-POKE」の詳細は、下記から資料をダウンロードしてご覧ください。

どこに置くのが正解?レジカメラの最適な設置場所

レジカメラを設置する際に押さえておくべき代表的なポイントを紹介します。

設置の観点目的と効果
レジ担当者の手元釣銭や商品の受け渡しを明確に記録し、金銭トラブルや受け渡しミスの証拠を残せる
顧客の表情・動線威圧的な要求や不当クレームを客観的に把握し、万引き・不審者の動きを監視できる
死角を減らすための高さと角度レジ下や背後の死角を減らし、不正や不審行為を防止。首振り機能付きなら混雑状況にも柔軟対応

レジカメラの設置場所は「何を記録したいか」でポイントが変わります。自店で最もリスクが高い場面を想定し、優先度の高いポイントを明確にして設置場所を決めましょう。

レジカメラ導入でトラブルを解決した事例

レジ周りで発生するトラブルは、万引きや不正会計といった外部リスクだけでなく、従業員による売上金の着服など内部的なリスクも潜んでいます。ここでは、実際にレジカメラを導入したことで問題を解決できた事例を紹介し、その有効性をみていきましょう。

  1. セルフレジで発生した万引き被害
  2. 従業員による売上金不一致トラブル

事例1.セルフレジで発生した万引き被害

静岡県のスーパーマーケットでは、セルフレジの導入後に年間で約500万円もの万引き被害が発生していたと報じられました。この店では、レジカメラの映像が決定的な証拠となり、巧妙な手口で不正を行う人物を特定し、警察への被害届提出・検挙につなげられています。

レジカメラが防犯だけでなく、セルフレジの死角をなくし、不正行為の具体的な証拠をとらえる役割を果たすことを示す事例です。

参考:【急増】“セルフレジ万引き”カメラ捉えた悪質な手口 1店舗で年間500万円被害も…「万引きは窃盗罪 」スキャンミスは必ず自己申告を|FNNプライムオンライン

事例2.従業員による売上金不一致トラブル

あるスーパーマーケットでは、レジの売上金が頻繁に合わないという問題が発生していました。レジの履歴を調べると、「取り消し処理」の回数が異常に多いことが判明し、従業員による不正が疑われました。

そこで、レジの手元とレジ画面を同時に撮影するカメラを設置。その結果、従業員が会計を完了したように見せかけて現金を着服している様子が記録された映像によって明らかになりました。

この映像をもとに当人と直接対話したことで、被害額約300万円の不正が発覚しています。レジカメラが、金銭のやり取りを可視化することで、内部不正の抑止と解明に貢献できた事例です。

参考:300万円の着服が判明!売上金とともに消えた会社への信頼

レジ周りの不安を解消して安心の店舗運営を始めよう!

レジカメラは、内部不正や顧客トラブルの抑止に加え、店舗運営の効率化やセルフレジ特有のリスク解消にも役立つ、店舗経営に欠かせない対策です。導入の際は、画質や録画機能、設置場所、音声録音などをチェックし、自店舗の環境に合ったモデルを選びましょう。

まずは気軽に試してみたい方には、初期費用0円、月額9,800円からレンタルできるMIYOSHIのカンタンminiカメラ「G-POKE」がおすすめです。165gのコンパクト設計と最大8時間のバッテリー稼働時間で、置く場所を選ばず簡単にレジ周りに設置していただけます。

1週間の無料お試しを経てから納得した上でレンタルしていただける「G-POKE」の詳細は、下記から資料をダウンロードしてご覧ください。

関連記事

おすすめ記事

TOP
CLOSE