防犯カメラの月額料金はいくら?レンタル・リース・購入の費用相場と選び方のポイントを解説

高額な初期費用をかけずとも、月々の支払いで手軽に始められる「月額制」の防犯カメラが、今注目されています。そこで本記事では、月額制で防犯カメラを利用できる「レンタル」と「リース」の仕組みや、料金相場、レンタルする際の注意点などを紹介します。

なお、月額制の防犯カメラをお探しなら、株式会社MIYOSHIのカンタン監視カメラ「G-cam(ジーカム)」のレンタルがおすすめです。
初期費用0円・月額9,800円(税抜)から1ヵ月単位でレンタルできる料金形態は、工事不要でサポート込みのため、予想外の出費の心配が最小限で済むのが魅力です。

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目次

防犯カメラを月額制で利用する2つの方法

月額料金を支払って防犯カメラを利用する方法には「レンタル」と「リース」の形態があります。まずはこの2つの違いを理解しておきましょう。

項目レンタルリース
契約期間短期(数日〜数ヵ月)中長期(数年〜数十年)
所有者レンタル会社リース会社
対象商品レンタル会社が用意している在庫品利用者が希望する商品を選べる
保守・修繕業務レンタル会社利用者
会計処理使用料として経費計上。資産にはならない原則:資産計上あり(ファイナンス・リースはリース資産/オペレーティング・リースは経費処理)※
イメージ一時的な利用
必要なときだけ借りる
購入に代わる中長期的な商品導入
※今後の会計ルールの変更により、これまで費用扱いにできた一部のリースも「資産や負債として計上」しなければならなくなる予定です。ただし、契約期間が短いリースや金額が小さいリースは、これまでどおり費用として処理できる可能性があります。
参考:1 新リース会計基準に対応する改正|国税庁

徹底比較!防犯カメラの月額制と一括購入

本章では、防犯カメラの購入という選択肢もまだ捨てきれない方のために、月額で防犯カメラを利用するレンタルとリースに加え、購入も含めた3つの方法を下記の点から比較してみました。

  1. レンタル・リース・購入それぞれの費用相場
  2. レンタル・リース・購入のメリットとデメリット
  3. レンタル・リース・購入それぞれの方法におすすめのケース

月々の予算やメリットデメリットなどをふまえ、最適な方法がどれかを総合的に判断しましょう。

比較1. レンタル・リース・購入それぞれの費用相場

防犯カメラの導入を検討するうえで一番気になるのは、やはり導入にかかる費用です。そこで、実際にどれくらいの費用がかかるのか、相場を比較してみましょう。

ただし、提供するサービス会社、カメラの性能や台数、工事の内容によって金額が大きく変わるため、あくまでも目安としてご覧ください。

※国内の業者の見積もりや公開価格をもとに標準的な価格を掲載しています。
金額や条件は2025年8月時点(価格は税抜)

方法レンタルリース購入
初期費用0円~0円~5万~25万円程度(機種による)
月額3,000円~10,000円程度1,320円~10,000円程度(設置台数や契約期間などによる)なし
工事費月額または初期費用に含む月額または初期費用に含む10万円程度(高所など設置状況により大幅な変更あり)
保守・メンテナンス月額に含む利用者負担が一般的(メンテナンスや保守オプションもあり)商品保証期間を過ぎると別契約
映像保存期間・容量プランに依存
(例:7日保存3,300円、30日保存4,180円など)
プランに依存or機器側HDD容量で可変購入機器による

レンタルはリースに比べて月額の費用はやや高い傾向ですが、リースは契約期間やメンテナンス費用によって金額が大きく変わるため、事前の確認が不可欠です。

購入のケースでは、高性能など機種の違いはもちろん、高所設置や電源のための配線工事など工事費用によって大きく変わってくることも想定しましょう。

比較2. レンタル・リース・購入のメリットとデメリット

プランやサービスによって内容は異なります。ここでは、防犯カメラのレンタル・リース・購入における一般的なメリット・デメリットをみていきます。

方法メリットデメリット
レンタル・初期費用を抑えられる
・故障時の保証やサポートがあり安心
・クラウド録画や遠隔監視などの機能に対応しているプランが豊富
・5年10年といった長期間利用は購入より割高になりがち
・最低利用期間が設定されている場合がある
・機種の選択肢が限られる
リース・将来の資金繰りや予算管理を安定させやすい
・利用したい機種を選べる
・故障や盗難時に保険が適用されることがある
・原則、中途解約ができない
・6年~10年など契約期間が長め
・メンテナンス費用は利用者負担が一般的
購入・長期間で見ると費用の総額が安い
・機種選択・利用期間・活用方法に制限がなく自由度が高い
・ランニングコストがかからない
・初期費用が高額(本体代金+工事費)
・保証期間を過ぎて故障した場合の修理費が全額自己負担
・クラウド録画や保守サービスを追加する場合、別途費用が発生する

とにかく初期費用を抑えたいならレンタル、長期的な利用や経費処理のしやすさを期待するならリース、トータルコストを重視するなら購入など、大まかな特徴が見えてきます。
それぞれのメリット・デメリットを把握し、防犯カメラの設置目的や期間、運用方法に応じて適切な方法を選びましょう。

比較3. レンタル・リース・購入それぞれの方法におすすめのケース

前項までみてきた特徴をふまえ、実際にどのような人にどの方法がおすすめなのか、下記の表にまとめてみました。

方法どのような人におすすめか具体的なケース例
レンタル・期間限定で使いたい
・まずはお試しで使ってみたい
・とにかく初期費用を抑えたい
・工期が限定的な建設現場やイベント会場
・万引き対策を始めたい小売店
・防犯対策はしたいが高額な初期費用はかけたくない個人
リース・まとまった資金を用意せず本格導入したい
・最新機器を継続的に使いたい
・購入して固定資産にしたくない
・初期投資を抑えつつ全店に均一の防犯対策やハラスメント対策を導入したい飲食チェーン店
・住民の安心のために長期間導入したいマンションの管理組合
・資産計上せず経費として処理したい企業
購入・長期間利用したい
・使い方を自分好みにカスタマイズしたい
・維持費は最小限でお得に導入したい
・自宅の空き巣対策で利用したい、留守が多めの個人
・設置場所や解像度などの設定を変更しながら活用したい個人や法人
・地元の自治体が提供する補助金・助成金制度を活用したい個人や法人

具体的なケースも参考に、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

後悔しない!月額制防犯カメラの選び方のポイント

月額制の防犯カメラのメリット・デメリットが詳しくわかったところで、続いては選び方です。
「レンタルサービスがたくさんあってどれを選べばいいかわからない」という方のために、ここからは最適な防犯カメラとそのレンタルサービスを見つけるための具体的なポイントを紹介します。

  1. 利用目的と設置場所を明確にする
  2. 必要な機能(画質・録画方法など)を確認する
  3. 料金体系と契約内容をしっかり比較する
  4. サポート体制の手厚さをチェックする

順を追ってみていきましょう。

ポイント1. 利用目的と設置場所を明確にする

防犯カメラ選びでは、まず「何のために、どこに設置したいのか」を明確にしましょう。目的や場所によって、最適なカメラは変わってきます。

例えば「お店のレジ周りのお客様とのやり取りを記録したい」場合と、「夜間の真っ暗な駐車場に侵入する不審者をはっきりとらえたい」場合とでは、求められる性能が異なります

まずは、下記の2点から整理してみましょう。

項目具体例求められる性能や機能
何のために使うか
・留守中の空き巣対策
・車へのいたずら防止
・マンション入口の防犯
・顔や車のナンバー、ペットの表情を識別できる画質
・夜間も撮影するなら夜間モード
・広範囲を撮影するなら広角レンズ
どこに設置するか・風雨にさらされる駐車場などの屋外か
・電源は近くにあるか
・Wi-Fi環境があるか
・屋外の場合は、防塵防水
・電源がない場合はソーラー式や充電式
・Wi-Fi環境がなければSIM内蔵

「何のために、どこに設置したいのか」を明確にするだけで、必要な機能を把握しやすくなります。必要な機能がわかれば、その機能を搭載した防犯カメラ対応のレンタル・リースサービスだけを比較検討できるため、サービスを選びやすくなります。

ポイント2. 必要な機能(画質・録画方法など)を確認する

目的と場所が決まったら、それに合うカメラの性能をみていきましょう。
ここでは特に大事な3つの機能に絞って解説します。

項目具体例詳細
画質
どのくらいハッキリ映るか人の顔や車のナンバーをクリアに確認したいなら、200万画素(フルHD)以上推奨
夜間撮影暗い場所でも撮影できるか夜間の防犯が目的であれば、肉眼では見えない暗い場所でも撮影できる赤外線カメラがおすすめ
録画データの保存方法クラウド保存かSDカード保存か、もしくは、どちらも対応できるものかクラウド保存:いつでもどこでも確認でき、万が一カメラが壊れても映像データが残る
SDカード保存:容量がいっぱいになると録画が止まり、盗難の際は映像も一緒に失われるが、手軽に撮影できる

なお、下記の記事では画質について詳しく解説しています。防犯カメラを選ぶ際の画素数と用途別の目安についても説明しているので、併せて参考にしてください。

ポイント3. 料金体系と契約内容をしっかり比較する

候補がいくつか見つかったら、次は費用と契約内容の比較です。「月額〇〇円」という金額だけで判断せず、トータルでかかる金額や条件を含めて比較しましょう。

契約前に、少なくとも下記の点をチェックしてみてください。

  • 初期費用は本当に0円か(登録料や工事費が別途必要か)
  • 月額料金に何が含まれているか(通信費やサポート費用も込みか)
  • 最低利用期間があるか(ある場合は違約金がいくらか)

これらの点を曖昧なままにせず、複数の会社から見積もりを取って検討しましょう。

ポイント4. サポート体制の手厚さをチェックする

防犯カメラを使っているうちに「映像が映りにくくなった」「設定変更の仕方がわからない」といった疑問やトラブルが起こる可能性もゼロではありません。

最近はメールやチャットでしか対応していないサービスもあるため、サポート体制が手厚いかどうかも選ぶ際のポイントになります。

  • 困ったときはメールだけでなく電話でも相談できるか
  • 故障した場合、すぐに交換品を送ってもらえるか
  • 多くの企業や現場で導入されている実績はあるか

こうした点を事前に確認しておくと、契約後も安心です。

防犯カメラを月額制でレンタルするメリット

ここからは、初期費用を抑えられ手軽に利用しやすい「レンタル形式」に絞ってメリットを紹介します。

  1. 初期費用を大幅に抑えられる
  2. 故障時の保証やサポートが充実している場合が多い
  3. 実際の使用感を手軽に確かめられる
  4. 短期的な利用にも対応できる

4つのメリットを活かしたシーンをイメージしながら、読み進めてみてください。

メリット1. 初期費用を大幅に抑えられる

レンタル形式の最大のメリットは、なんといっても導入時の費用を安くできる点です。防犯カメラを導入する際、機種によってはカメラ本体だけでなく設置工事や配線工事、メンテナンスなど、ある程度まとまった費用が必要になる場合があります。

しかし、レンタルであれば初期費用がかからず月額費用も安く済むプランが豊富なため、導入にかかる費用の見通しが立てやすくなります。経済的なハードルを下げることで、思い立ったそのときにすぐ防犯対策を始められるのは、レンタルならではの強みです。

メリット2. 故障時の保証やサポートが充実している場合が多い

月額料金には、機器のメンテナンスや故障時の修理、交換サポートなどが含まれているのが一般的です。

自分で購入したカメラの場合、当然ながら修理費用は保証期間内でない限り、全額自己負担になってしまいます。レンタルであれば、万が一のトラブルが起きても追加費用なしで迅速に対応してもらえる点も安心です。予期せぬ出費のリスクを気にせず、万全の状態でカメラを使い続けられるのは、大きな魅力といえます。

メリット3. 実際の使用感を手軽に確かめられる

防犯カメラといっても、その機能はさまざまです。購入となれば大きな投資になるため、数あるモデルの中から仕様や口コミを丁寧に比較する必要があり、検討には時間がかかります。

お試し期間を設けているサービスであれば、ある程度決められたモデルの中から気になる機種を実際に現場で使い、画質・使い勝手・映り具合などを確認できます。導入後に「思っていたのと違う」といった失敗のリスクを減らせる点もメリットの一つです。

メリット4. 短期的な利用にも対応できる

「長期間使うかはわからないけど、とりあえず数ヵ月使ってみたい」こうした気軽な利用ができるのも、レンタルならではの強みです。常設の必要はないが一時的に利用したいシーンで役立ちます。

【短期的な利用シーンの例】
・花火大会やイベント会場の監視
・短期契約の駐車場のいたずら防止
・学校行事の安全管理
・展示会の商品や機材の盗難防止
・農地や果樹園の収穫期の獣害や盗難の監視など

必要な期間だけコストをかける無駄のない契約ができるのは、レンタルの大きな魅力です。

なお、下記の記事ではさまざまなシーンにおける防犯カメラについて紹介しています。
気になる活用例があれば、ぜひ参考にしてください。



月額制で手軽に始めるなら「G-cam」と「G-POKE」がおすすめ

初期費用を抑えつつ月額制で手軽に防犯カメラを利用したいなら、株式会社MIYOSHIのカンタン監視カメラ「G-cam」と、ハンズフリーで撮影できるカンタンminiカメラ「G-POKE」がおすすめです。
いずれも初期費用0円、往復の送料も無料で月額9,800円(税抜)からレンタルできます。
1ヵ月単位で契約できるため、中途解約の心配もありません。

下記にそれぞれの特徴をまとめました。

項目カンタン監視カメラ「G-cam」
カンタンminiカメラ「G-POKE」

夜間撮影
可能(自動で最大50mの赤外線照射に切り替えて撮影)

可能(ナイトビジョン機能)
防塵防水IP66相当(粉塵の侵入を完全に防ぎ、台風のような激しい風雨にも耐えられる状態)IP67相当(粉塵の侵入を完全に防ぎ、水面下(1メートル)に30分間沈めても水が浸入しない状態)
撮影可能範囲・レンズ横回転最大350°
・レンズ縦回転最大90°
・水平画角120°
・垂直画角65°
画質・HD対応・写真撮影最大500万画素(変更可)
・録画映像400万画素(変更可)
ズーム・デジタル8倍ズーム
・光学4倍ズーム
最大デジタル10倍ズーム
電源AC(100V)コンセントに差し込んで使用バッテリーで稼働(最大8時間)
その他・アプリ不要でブラウザから映像確認・重さ165g
・スピーカー通話
・タッチディスプレイ
・プリレコーディング機能

いずれもモバイルSIMと設定済みルーターを内蔵しており、面倒なネットワーク設定やWi-Fi環境は不要です。届いたその日からすぐに撮影をスタートできるため、急ぎで使いたい場合にもおすすめです。

1週間のお試し後、そのままレンタルも可能な「G-cam」と「G-POKE」の詳細は、下記バナーをクリックのうえ資料をダウンロードしてご覧ください。

防犯カメラを月額制でレンタルするときの注意点と対策

契約してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、利用前に注意点をしっかり確認しておきましょう。

本章では、3つのポイントに絞って解説していきます。

  1. 長期利用の場合、購入より割高になる可能性がある
  2. 購入したケースと比べるとカスタマイズしにくい
  3. 契約期間や解約金に注意が必要な場合がある

注意点1. 長期利用の場合、購入より割高になる可能性がある

手軽に始められるレンタルですが、もし5年、10年と長期間にわたって利用し続けた場合、最終的に支払う総額は、一括で最初に購入するよりも高くなってしまうことがあります

例えば、月額5,000円のレンタルサービスを5年間利用した場合、支払う総額は「5,000円 × 60ヵ月 = 300,000円」です。もし、同じような性能のカメラが20万円で購入できるとしたら、購入したほうが10万円もお得だった、ということになります。

【対策】
どちらがお得になるかの境目は、一般的に3年〜5年あたりといわれています。
もし長期間の利用がすでに確定しているなら、その時点で購入した場合の総額を確認し、おおよその金額を比較してから判断しましょう。

注意点2. 購入したケースと比べるとカスタマイズしにくい

購入した防犯カメラは自分の所有物なので自由に扱えますが、レンタル品はあくまで借り物のため、その自由度は低くならざるをえません。

例えば「検知機能を強化したい」といっても、メーカーが想定していないカスタマイズは基本的にできません。決められた設定の範囲内で使うことが前提です。

【対策】
環境に合わせて特別な使い方をしたい、あるいは細かく設定を変更したいという希望がある場合は、購入という選択肢のほうが向いている可能性があります。
月額制に限らず、購入の選択肢を含めて検討しましょう。

注意点3. 契約期間や解約金に注意が必要な場合がある

レンタル契約には、「最低利用期間」が定められていることがあります。

例えば「最低利用期間:1年間」という契約になっていた場合、この期間内に解約すると、違約金や残りの期間の料金を一括で請求されることがある点には注意が必要です。

【対策】
下記の3つが契約書に明記されているかチェックしてみてください。
1.最低利用期間が設定されているか
2.期間内に解約した場合の違約金はいくらか
3.契約期間が終了した後、自動で更新されるか
契約書にサインする前に、不明点は明確にしておきましょう。

「お試しで数ヵ月使ってみるだけのつもりが、想定外の長期契約になってしまった」とならないよう、契約内容は隅々まで目を通しましょう。

月額制の防犯カメラを活用して安心を手に入れよう

高額な初期費用を抑え、防犯カメラで安心できる環境を整えるなら、月額制がおすすめです。なかでも、レンタルサービスは短期から利用でき、初めて導入する方にも負担が少ないのが魅力です。

なお、株式会社MIYOSHIがレンタルを実施しているカンタン監視カメラ「G-cam」とカンタンminiカメラ「G-POKE」は、営業日15時までのご注文で即日発送が可能です。いずれもわかりやすい月額料金だけで利用でき、契約期間も1ヵ月からと柔軟なため、「まずはお試しで使ってみたい」という方にも最適です。

初期費用0円、月額9,800円(税抜)からレンタルできる 「G-cam」と「G-POKE」について、詳しく知りたい方は、下記のバナーをクリックしお気軽にお問い合わせください。

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