防犯カメラの設置メリット6選!タイプ別のメリットや活用事例も紹介

実は、防犯カメラのメリットは 防犯だけではありません。本記事では、防犯カメラを設置するさまざまなメリットを伝えたうえで、カメラのタイプ別のメリット・活用事例などを紹介します。

記事の後半では設置する際の注意点も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

なお、株式会社MIYOSHIでは、あらゆる現場で使えて設置もカンタンな防犯カメラ「 G-cam(ジーカム)」のレンタルをおこなっています。詳しい資料を無料で配布していますので、下記からダウンロードしてご一読ください。

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防犯カメラを設置する6つのメリット

防犯カメラを設置するメリットは多数ありますが、今回はその中から6つを紹介します。

  1. 犯罪の抑止効果になる
  2. 遠隔からリアルタイムで監視できる
  3. 犯罪や事故の証明につながる
  4. マナー違反やハラスメントの抑止になる
  5. 業務の効率化につながる
  6. 分析結果をマーケティングに使用できる

ひとつずつ見ていきましょう。

メリット1.犯罪の抑止効果になる

防犯カメラを設置する1つ目のメリットは、不法侵入や盗難などの犯罪を未然に防ぐ「 強力な抑止効果」が期待できることです。

警察庁も「総合的な犯罪抑止対策の推進」として、下記のように街頭防犯カメラの設置を促進しています。

    街頭防犯カメラは、被害の未然防止や犯罪発生時の的確な対応に極めて有効であることから、警察による設置を拡充するとともに、民間事業者等による設置を促進している。

出典:4 総合的な犯罪抑止対策の推進|警察庁

例えば、治安の改善が課題となっていた愛知県刈谷市では、2011年度に防犯カメラを導入しました。その結果、翌年の2012年度から2017年度の5年間で、刑法犯認知件数が 46.6%も減少したとの報告もあります。

 
【刈谷市の防犯カメラ設置台数と犯罪件数】

出典:防犯カメラの設置増で犯罪件数が半減 刈谷市|日本経済新聞
 

このように、防犯カメラを設定すると「 犯罪の抑止効果」を期待できます。

メリット2.遠隔からリアルタイムで監視できる

クラウドタイプ(※)など防犯カメラの種類によっては、手持ちのデバイスからリアルタイムで 現場の映像を遠隔地からでも確認できるメリットがあります。

下記は、遠隔から防犯カメラで監視するシーンの一例です。

  1. 工事現場の進捗状況を遠方から確認・指示出し
  2. イベント会場のバックヤードでのセキュリティ管理
  3. 飼い主が外出中のペットの安全や行動確認
  4. 洪水や火災などの緊急時に、自宅やオフィスの状況をリアルタイムで確認・現場と連携

遠隔から状況把握や安全管理ができるため、素早い対応が可能になり被害の拡大防止に貢献します。

※クラウドタイプでなくても遠隔で確認できるカメラも存在します。

メリット3.犯罪や事故の証明につながる

事件や事故が発生した場合に、 映像記録を証拠として提出できるメリットもあります。これにより、警察の捜査を助けることができるほか、損害賠償請求などの際にも有用です。

また、カメラの機能によってはクラウド上に映像が保存されるため、侵入者などによってカメラ本体を壊された場合でも情報は保護されます。

メリット4.マナー違反やハラスメントの抑止になる

防犯カメラの存在は、ゴミの出し方やポイ捨てなどの マナー違反の抑止にもつながります。またハラスメントやトラブルが発生した際にも、 防犯カメラの記録を見て公正な判断が下せる点もメリットです。

あってはならないことですが、事務所や店舗の内部からの不正を思い止まらせる効果も見込めます。カメラの存在が、当事者の意識・マナー・勤務態度の向上につながるといえるでしょう。

メリット5.業務の効率化につながる

防犯だけではなく、 業務の効率化につながる点もメリットの1つです。

前述したように、遠隔からの確認や指示ができることで移動時間の短縮につながり、業務の効率化が期待できます。

警備業界を例に挙げると、防犯カメラで確認できるため警備員の巡回頻度を減らすことが可能です。また、夜間はオフィスから複数の現場を一括監視することで、24時間体制だった警備員の勤務体制を変更することもできます。

警備員の人数や勤務時間を減らすことができれば、 人件費の大幅削減につながるでしょう。

 

なお、株式会社MIYOSHIでは、現場の作業効率アップに貢献するカンタン監視カメラ「G-cam」のレンタルをおこなっています。

「G-cam」は、手元のスマートフォンやタブレットでの遠隔操作が可能です。現場の状況をいち早く確認できる「G-cam」についての詳しい資料は、下記からダウンロードしてご覧ください。

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メリット6.分析結果をマーケティングに使用できる

防犯カメラは、設置する場所の現状把握や分析をすることで、 マーケティング施策にも役立ちます。

マーケティング施策の一例として、防犯カメラをスーパーに設置した場合を想定して「 分析できること」と「 期待できる効果」を下表にまとめました。

商品のレイアウト変更の前後で顧客の動線の変化を観察、適切な配置を考案日や週単位での顧客の来店パターンを分析し、ピーク時間帯を特定。顧客に合わせた目玉商品や在庫管理に役立てる

分析できること 分析の詳細と期待できる効果
顧客の動向 店内の顧客の流れや滞在時間を分析し、レイアウトの改善や効果的な商品配置に活用できる
人気商品の
配置効果
商品のレイアウト変更の前後で顧客の動線の変化を観察、適切な配置を考案
ピーク時間 日や週単位での顧客の来店パターンを分析し、ピーク時間帯を特定。顧客に合わせた目玉商品や在庫管理に役立てる

防犯カメラをマーケティングに活用することで、よりリアルで顧客に寄り添った施策が立てられます。

【タイプ別】防犯カメラのメリット

次に、防犯カメラのメリットをカメラのタイプ別に解説します。解説するカメラタイプは下記の3つです。

  1. ドーム型
  2. バレット型(筒型)型
  3. PTZ型

それぞれのカメラの「特徴」と「デメリット」も併せて解説します。

タイプ1.ドーム型

ドーム型防犯カメラは、レンズがドームに覆われたタイプの防犯カメラです。ドーム部分が耐久性のある素材でできており、屋外にも設置できます。

特徴
  • 天井や壁に直接設置できる
  • コンパクトで威圧感がなく、景観を崩さずに取りつけられる
メリット
  • 死角が少ない
  • 目立ちにくく、景観を損なわない
  • 屋外設置も可能
  • コストパフォーマンスが高い
デメリット
  • 望遠機能に乏しい
  • パレット型と比較して防犯効果面のインパクトはやや弱い

外観がカメラとわかりづらいため環境に溶け込みやすく、 景観を重視するカフェや病院などにおすすめです。

ドーム型のカメラの詳細を下記の記事でも解説しています。関心のある方はご一読ください。

ドーム型防犯カメラのメリット・デメリット、おすすめの設置場所を解説

タイプ2.バレット型(筒型)型

 

バレット型の防犯カメラは、筒状の形をしたタイプです。

 
特徴
  • 長く細い筒形状で、レンズがカバーの先端に設置されている
  • 壁や天井に直接取り付けられることが多い
  • 屋外での使用に適しており、防水・防塵機能を備えたモデルが多い
メリット
  • 監視範囲がはっきりしており、どこを見ているかが直感的に理解しやすい
  • 目立つデザインが防犯効果を高め、犯罪抑止に役立つ
  • 外部環境に強い
  • コパフォーマンスが高い
デメリット
  • 死角ができやすい
  • 目立つため、景観に影響を与える

威圧感がある外観で、特に防犯対策を強化したい場合におすすめです。 空き巣や不審者対策として住宅街や通学路などに設置すると効果が見込めます。

タイプ3.PTZ型

PTZ型は、遠隔操作機能を持った防犯カメラです。見た目はドーム型と類似していますが、機能が異なります。

 
特徴
  • パン=P(水平回転)、チルト=T(垂直回転)、ズーム=Z(拡大・縮小)の3機能を持つ
  • レンズがドーム型のカプセルに収められている
メリット
  • 広範囲を撮影できる
  • 自由自在な撮影ができ、遠隔から操作しやすい
デメリット
  • 遠隔操作とレンズの動きにタイムラグが出ることもある
  • パレット型と比較して防犯効果面のインパクトはやや弱い
  • 可動部分が多いため故障のリスクが高くなる

PTZ型の防犯カメラは、 遠隔からリアルタイムで監視したい場合におすすめです。

パン=P(水平回転)・チルト=T(垂直回転)・ズーム=Z(拡大・縮小)の機能を活かし、人が多く集まる商業施設や公共機関・イベント会場・工場などさまざまなシーンで役立ちます。

【目的別】防犯カメラ活用事例

 

ここからは、防犯カメラの活用事例を目的別に3つ紹介します。

  1. 現場の進捗確認・安全管理に
  2. 防犯対策・進捗管理に
  3. 混雑状況の確認を目的に

なお、ここで紹介するのは、いずれも株式会社MIYOSHIが提供する カンタン監視カメラ「G-cam」を使用した事例です。

事例1.現場の進捗確認・安全管理に|清水建設株式会社様


出典:清水建設株式会社

清水建設株式会社様は、創業1804年の建築事業・土木事業・海外建設事業を展開している企業です。

現場の監視カメラにはあらゆるメーカーが存在しますが、その中でも同社は コストが安く、設置までに要する時間も早いといった理由から「G-cam」を導入しました。

課題・背景
  • 現場と事務所が離れており、行き来に時間がかかっていた
対策
  • 現場全体を俯瞰できるタワークレーンに「G-cam」を装着
成果
  • 常に現場全体を俯瞰して監視できるようになった
  • 不安全行動の有無や作業進捗が現場に行かずとも確認できるようになった
  • 気になる点を現場の管理者とリアルタイムで確認でき、効率化に役立った

防犯カメラを現場の進捗確認や安全管理に使用し、現場管理の効率が向上した好事例といえます。

事例の詳細は下記からご覧ください。
導入いただいたお客様のお声【清水建設株式会社様】

事例2.防犯対策・進捗管理に|大和リース株式会社さいたま支店様


出典:大和リース株式会社

大和リース株式会社さいたま支店様は、高品質のシステム建築や、仮設組立ハウスの施工・販売、建物や設備のリース事業を展開している企業です。

同社は、前回レンタルした「G-cam」の 性能がよかったため引き続き「G-cam」を導入しました。

課題・背景
  • 遠方にいても即座に現場の進捗を確認したい
  • 作業終了後の戸締まり確認をしたい
対策
  • 現場に監視カメラを設定することを標準とした
成果
  • 長期休暇中や強風の際の現場でゲートが倒れていたのを即確認できた
  • 自然災害などの突発的な出来事の際も、遠隔からの的確な判断が可能になった
  • カメラの設置の有無は安心感に直結する

防犯対策や遠方からの進捗管理に防犯カメラを使用することで、 安全管理の質の向上や安心感が得られています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
導入いただいたお客様のお声【大和リース株式会社様】

事例3.混雑状況や海の様子の確認に|NPO法人 海さくら様


出典:NPO法人 海さくら

NPO法人 海さくら様は、神奈川県江の島の海をキレイにするため、さまざまな取り組みを実施している団体です。

2ヵ月にわたる海岸でのイベント用に タフなWebカメラを探していたところ、「G-cam」を発見しました。

課題・背景
  • 混雑状況をリアルタイムで把握したい
  • 現場の天候や海の様子をリアルタイムで把握したい
対策
  • 海岸での2ヵ月間にわたるイベントのため、頑丈な監視カメラ「G-cam」を導入
成果
  • 現地に行かずともカメラを通したライブ動画で、天候や海の様子が確認できた
  • 遠隔から状況が把握できることに安心感があった

このように、 混雑状況や海の様子の確認にも防犯カメラは利用されています。

事例の詳細は下記からご覧ください。
導入いただいたお客様のお声 【NPO法人 海さくら様】

防犯カメラを設置する際の注意点

防犯カメラを設置するときは「 個人情報保護法」に注意が必要です。法律違反にならないためには、下記のような利用目的を明記しなければなりません。

    【利用目的の一例】

  1. 防犯目的
  2. 安全対策
  3. 交通量測量
  4. 自然災害の監視 など

近隣の方々に安心感を与えるためにも、「 なぜ設置されているのか」をわかりやすく表示しましょう。

防犯カメラのメリットを多様なシーンで活かそう

 

今回は、 防犯カメラの設置メリットを6つ紹介しました。

  1. 犯罪の抑止効果になる
  2. 遠隔からリアルタイムで監視できる
  3. 犯罪や事故の証明につながる
  4. マナー違反やハラスメントの抑止になる
  5. 業務の効率化につながる
  6. 分析結果をマーケティングに使用できる

また、防犯カメラには下記3つのタイプがあり、それぞれの特徴を理解することで形状ならではのメリットを活かせます。

  1. ドーム型
  2. バレット型
  3. PTZ型

使用目的に合わせて最適な防犯カメラを選びましょう。

 

なお、防犯カメラなら株式会社MIYOSHIが提供する「G-cam」がおすすめです。届いてからおよそ1分で監視を開始できる手軽さで、配線工事などを必要としません。

加えて 全天候型のため、建設・工事現場をはじめ、イベント会場やコインパーキング・通学路など幅広いシーンで利用できます。

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