防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見るメリットは？

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見たいと考える人は少なくありません。
今回は、防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見るメリットについて解説します。

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見る方法

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見るには、撮影した映像データをWi-Fiやモバイル通信（LTE）で送信するネットワークカメラを設置しましょう。
ネットワークカメラで撮影した映像は、離れた場所からでもスマホやパソコン、タブレットなどを使って、リアルタイムで確認することが可能です。
複数の端末で同時に映像を確認したり、録画した映像をダウンロードすることもできます。

特に、モバイル通信（LTE）用のSIMが内蔵されたネットワークカメラは、Wi-Fiに比べて通信環境が安定しているため、途中で映像が途切れることが少なく、インターネットの開通工事やルーターの設置も必要ありません。
防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見たいシーンに適しているでしょう。

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見る4つのメリット

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見るメリットは、以下の通りです。

警備費・人件費の削減

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで見ることができれば、警備員の巡回頻度を減らすことができます。
また、離れた場所からも映像を確認できるネットワークカメラを設置することで、夜間は警備会社のオフィスから複数の現場を一括監視するなど、24時間体制だった警備員の勤務体制を変更することも可能です。
警備員の人数、勤務時間を減らすことができれば、人件費の大幅削減につながるでしょう。

不審者の早期発見

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで確認できれば、不審者の侵入をすぐに察知することができます。
すぐに駆けつけることで、犯罪を未然に防ぐこともできるかもしれません。

また、「防犯カメラ作動中」などのステッカーを貼り、リアルタイムで監視していることを目につく所に掲示しておけば、犯罪抑止効果も高まります。
人感センサーや音声機能付きの防犯カメラ・監視カメラなら、離れた場所から不審者に対して警報を鳴らしたり、音声を発することも可能です。

自然災害時に役立つ

防犯カメラ・監視カメラの映像をリアルタイムで確認できれば、自然災害などの際にも、現場の状況をカメラ映像から確認することができます。
離れた場所からでも安全確認や避難指示を出すことができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
また、記録映像を残しておくことで、今後の災害対策に役立てることもできます。

工程管理・安全対策

防犯カメラ・監視カメラのリアルタイム映像は、防犯対策以外にも、現場の工程管理や進捗管理、安全対策などに役立ちます。
複数現場の様子もリアルタイムで確認できるため、電車やクルマで移動する時間を削減することができます。
移動中にスマホやタブレットから状況把握もできるため、複数の現場を管理する現場監督の業務効率化にもつながるでしょう。

リアルタイムで映像を確認できる防犯カメラ・監視カメラの注意点

リアルタイムで映像を確認できる防犯カメラ・監視カメラは、さまざまな面においてメリットがあります。
しかし、その一方で、注意しなければいけないこともいくつかあります。

ここからは、映像をリアルタイムで見られる監視カメラ・防犯カメラの注意点を紹介します。

撮影範囲と設置場所に注意

監視カメラ・防犯カメラの映像をリアルタイムで確認できたとしても、見たい範囲が撮影されていなければ意味がありません。
カメラを設置する際は、撮影範囲と設置場所に注意するようにしてください。

また、敷地の広い建設現場や工事現場などに設置する場合、1台で広範囲を撮影できるカメラを選べば、導入する台数を減らすことも可能です。

さらに、リアルタイム映像を撮影できる監視カメラ・防犯カメラは、プライバシーを配慮して設置することが大切です。
特に屋外にカメラ設置する場合、近隣住宅の敷地など、必要以上の範囲まで撮影してしまうとプライバシーの侵害となり、法的処置が下される可能性があります。設置場所には十分留意したうえで、防犯カメラを使用していることを知らせるステッカーを貼るのも良いでしょう。

安定した通信環境が必要

監視カメラ・防犯カメラの映像をリアルタイムで見るには、安定した通信環境が必要です。

Wi-Fiに接続するタイプのネットワークカメラは、建物や天候によって通信状況が不安定になりやすく、途中で映像が途切れてしまう可能性があるため、リアルタイムの映像記録には不向きです。
また、LANケーブルで接続する有線タイプのネットワークカメラは、通信は安定しやすいものの配線工事が必要です。広い現場に複数のカメラを設置するとなると、工事費用がかなり高額になることを予想されるため、工期が決まっている建設現場や工事現場への設置には向いていないでしょう。

監視カメラ・防犯カメラの映像をリアルタイムで見るには、安定した通信環境を簡単に用意でき、配線工事も不要で設置も簡単に行いやすい、モバイル通信（LTE）用SIM内蔵タイプがおすすめです。

SIM内蔵タイプのネットワークカメラは、通信エリアが広く、建物や天候の影響を受けにくいため、防犯カメラの映像をしっかりと撮影することができます。
ただし、なかにはスマホと同じように通信制限がかかるケースもあるため、長時間防犯カメラを稼働させる場合は、通信容量が無制限のものを選ぶようにしましょう。

映像の保存期間を確認

ネットワークカメラで撮影した映像は、リアルタイムで見るだけではなく、HDやSSD、SDカードなどの記録媒体に保存することも可能です。
しかし、一定の保存期間が過ぎてしまうと記録媒体に保存された映像は上書きされてしまうため、過去の映像をさかのぼることができなくなります。

ネットワークカメラを使用するときは、保存期間をあらかじめ確認したうえで、重要な映像はダウンロードして保存する必要があるでしょう。

また、ネットワークカメラのなかには、撮影した映像データを専用サーバーやクラウドで保存できるものも多くあります。
ただし、保存できるデータ容量が限られていたり、保存するデータ量に応じて料金が加算されるプランもあるため、合わせて確認しておくと安心です。

リアルタイム映像が見られる防犯カメラ・監視カメラのおすすめは？

カンタン監視カメラG-camは、SIM内蔵タイプの監視カメラで、モバイル通信（LTE）を通じて離れた場所からでもリアルタイム映像を確認できます。
映像はパソコンやスマホから見ることができ、録画データも簡単にダウンロードできるのが魅力です。
ここからは、カンタン監視カメラG-camについて、特におすすめしたい3つの特徴を紹介します。